【動画】ハースF1のふたりがキットカットの味当てに挑戦。ある理由で「抹茶だけはわかる」マグヌッセン

 ハースF1のケビン・マグヌッセンとミック・シューマッハーがF1日本GPで挑戦したのは、あの『キットカット』のテイスティングだ。6種類の日本限定フレーバーからふたりのお気に入りは見つかったのだろうか。ハースが公式YouTubeチャンネルに動画を公開した。

2度の大クラッシュにより「大金が出ていった」とハースF1オーナー。シューマッハーの残留には入賞が必要だと断言

 ハースF1チームのオーナーであるジーン・ハースは、ミック・シューマッハーのポテンシャルを今も信じているが、彼が今シーズンに何度もクラッシュを起こしたことで、チームから「大金」が飛んでいったことを認めた。

 2021年にハースF1チームに加入したシューマッハーは、今年チームで2シーズン目を迎えた。しかしシューマッハーにとってトラブルの多いシーズン序盤となった。サウジアラビアとモナコでは大クラッシュを起こしてしまい、F1ドライバーとしてのシューマッハーの将来には暗雲が垂れ込めた。

ハースF1のリザーブ、ピエトロ・フィッティパルディがメキシコ&アブダビのFP1で走行へ。若手テスト規則に基づく出場

 ハースF1チームのリザーブドライバー、ピエトロ・フィッティパルディが、F1第20戦メキシコGPと22戦アブダビGPのFP1に出場することが決まった。2022年F1規則により、チームはシーズンに最低2回、F1レース出場2戦以内のドライバーを、FP1で走らせなければならない。

 2度のF1チャンピオンであるエマーソン・フィッティパルディの孫ピエトロは、2020年に当時レースドライバーのロマン・グロージャンが事故により欠場した際に代役を務め、シーズン終盤のサクヒールGPでデビュー、続くアブダビGPにも参戦した。今年のバーレーンでのプレシーズンテストには、チームを離脱したニキータ・マゼピンの代わりに走行を担当した。

タイヤ交換を遅らせ一時上位走行のシューマッハー「インターミディエイトを履いたのが遅すぎた」/ハース F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで、ハースF1のケビン・マグヌッセンは14位、ミック・シューマッハーはタイヤ交換を遅らせ一時上位を走行したものの、18位(ピエール・ガスリーへのペナルティにより17位に繰り上がり)でレースを終えた。

マグヌッセンに対するオレンジディスク旗にハースF1代表も不満「これで3度目。またしても不要な時に旗が出された」

 ハースF1チームのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、F1第17戦シンガポールGPの決勝レース中にケビン・マグヌッセンに対してオレンジディスク旗が掲示されたことについて、「またしても不要な時に旗が出された」と不満を示した。

 9番グリッドからレースをスタートしたマグヌッセンはスタート時にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触し、VF-22のフロントウイングのエンドプレートにダメージを負った。マグヌッセンは当初トップ10のすぐ後ろを走り続けていたが、スチュワードはその損傷がオレンジディスク旗を出すのに十分なものだと考えた。そのためマグヌッセンは、早い段階でピットストップをして、タイヤとフロントウイングを交換せざるを得なかった。

F1第17戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第17戦シンガポールGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、角田裕毅(アルファタウリ)だ。

【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第12回】速度で勝るライバル勢を追い抜いたミックと、またも疑問の残るレース運営

 2022年シーズンで7年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。3連戦の最後を飾るのは、超高速サーキットのモンツァを舞台に争われるイタリアGPだ。ハースはモンツァ仕様のパッケージを持ち込んでいないため、苦戦を覚悟していたが、フリー走行を十分に走れなかったミック・シューマッハーが入賞には届かないながらも素晴らしいリカバリーを見せた。そんなイタリアGPの現場の事情を小松エンジニアが振り返ります。

今季のシューマッハーは「めざましく成長した」とロス・ブラウン。一方で“F1キャリアの重大な岐路”にいると指摘

 F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、ミック・シューマッハーには2023年もF1ドライバーでいる資格があると考えている。しかし同時に、シューマッハーがF1キャリアの「重大な岐路」に立っていることも認めた。

 シューマッハーのハースでの2シーズン目は、サウジアラビアGPで大クラッシュを起こすという厳しい船出となった。モナコGPでも同様にクラッシュし、チームからの信頼を大きく損なう結果となった。

【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第11回後編】ミスを取り返そうとしたミックは及第点のレース。頻発したピットミスを改善へ

 2022年シーズンで7年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。3連戦の真ん中、第15戦オランダGPでは初日からセットアップが決まっていたこともあって、ミック・シューマッハーが好調ぶりを見せていた。ところが決勝レースではタイヤ交換時にミスが続出。ミスによるロスを取り返そうと奮闘したシューマッハーは、入賞には届かずも及第点のレースを披露した。

 コラム第11回は前編・後編の2本立てでお届け。後編となる今回は、オランダGPの現場の事情を小松エンジニアが振り返ります。