マクラーレンF1、優位に立つレッドブルとフェラーリのパフォーマンスに驚き「蓄積された知識と方法論が役立つ証拠」

 マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・キーは、今シーズンにレッドブルとフェラーリが見せているパフォーマンスに少々驚いているが、この2チームがF1の2022年のルールを活用する上で素晴らしい仕事をしていると認めた。

 2022年に向けてF1のテクニカルレギュレーションが全面改定され、新世代のグラウンドエフェクトマシンが導入されたことで、オーバーテイクとコース上でのショーが改善された。メルセデスはルール変更によって後退したが、レッドブルとフェラーリは変化にうまく対処し、序盤からF1のトップ集団として戦っている。レッドブルのRB18とマックス・フェルスタッペンは、最終的にはフェラーリに対して優位に立った。

フェラーリF1代表、エンジンペナルティでのグリッド混乱を問題視「シーズン3基は少なすぎる」とも

 フェラーリF1のチーム代表マッティア・ビノットは、規定数を超えたパワーユニットを使用した際のペナルティをグリッドに反映させるやり方を、より明確にすべきだと主張、さらにはパワーユニットの使用基数制限が厳しすぎるとも指摘した。

 現在の規則では、シーズン中に使用できるパワーユニットは、ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kは3基、エナジーストア、コントロールエレクトロニクスは2基、エキゾーストシステムは8基に制限されており、それを超えるとグリッド降格ペナルティを受ける。F1の開催数は増加しつつあり、今年は22戦、2023年には24戦が行われる。

【鈴鹿F1優勝偉人伝/9~11】パトレーゼ、バリチェロ、ボッタス。“ナンバー2”と呼ばれた男たちの勝利

 ナンバー2ドライバー。それは契約で決まっている場合もあるが、シーズンの流れのなかで成績が決める、そんな印象も強い。いずれにしても、そう呼ばれた者にとって心地よいワードでないことは確かだ。チーム内の序列における下位を示す用語なのだから。

 しかし、鈴鹿サーキットでのF1日本GPではナンバー2(と目された者)が勝利を得たことも何度かある。ここに紹介する3人は、そうした状況下で鈴鹿を制し、意地や矜持、底力を見せてくれた者たちだ。

(※本企画における記録等はすべて、それぞれの記事の掲載開始日時点のものとなる)

やっぱりカッコイイ!「SUPER GT」のススメ 高性能なGTカーをベースとしたレーシングカーがバトルを繰り広げる

「SUPER GT」は、年間約40万人もの観客数を動員した名実ともに国内No,1のレースシリーズだ。2022年は全8戦で行われており、残すところあと3戦と終盤戦に差し掛かっているが、改めて国内最高峰のハコレース「SUPE […]

フェラーリ育成のロバート・シュワルツマン、F1アメリカGPでフリー走行1回目に参加へ

 スクーデリア・フェラーリは9月15日、第19戦アメリカGPのフリー走行1回目にFDA(フェラーリドライバーアカデミー)のメンバーであるロバート・シュワルツマンを起用すると発表した。

 1999年生まれで現在22歳のシュワルツマンは、2019年にプレマ・レーシングからFIA F3に出場しタイトルを獲得。翌2020年にはFIA F2に昇格し、同じくプレマ・レーシングで選手権4位という成績を残した。2021年もF2に参戦し、ドライバーズランキング2位でシーズンを終えている。またシーズン末にはアブダビで行われたテストにもフェラーリとハースから参加した。

フェラーリ初のSUV、プロサングエがついに爆誕!! 珠玉となるV12エンジンの咆哮を聞け!

フェラーリ初の4ドア4シーターモデル、プロサングエがワールドプレミアされた。ブランド初となるSUVとはいえ、フェラーリらしい4ドアスポーツカーとして新たなスタンダードとしての革新的なモデルの期待値を西川淳氏がレポートする!!

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【速報】遂に出た!フェラーリ プロサングエ V12スーパースポーツ サラブレッド

遂にフェラーリのSUVが出た!しかし、フェラーリは徹頭徹尾「SUV」を出すとは言っていない。「サラブレッド」を意味する「プロサングエ」は2+2の4座スーパースポーツカーだ。我々は一足早くスタジオで撮影、シートチェックを行 […]