岩佐歩夢、視線はすでに2023年シーズンに。「もっとマシンを改善する」/FIA F2第14戦レース2会見

 現地時間11月20日、2022年FIA F2の第14戦ヤス・マリーナのフィーチャーレース(決勝レース2)が開催され、ホンダ&レッドブル育成の岩佐歩夢(ダムス)がポール・トウ・ウインで今季2勝目。2位にフェリペ・ドルゴヴィッチ(MPモータースポーツ)、3位はリアム・ローソン(カーリン)が獲得している。

 今回のポール・トウ・ウインについて岩佐は「初優勝を飾ったポール・リカールでのレースとはまったく別物でしたね」と語り始めた。

今季4勝目を飾ったローソン「レース中盤からは僕たちのペースが優っていた」【FIA F2第14戦レース1/トップ3コメント】

 現地時間11月19日、2022年FIA F2の第14戦ヤス・マリーナのスプリントレース(決勝レース1)が開催され、リアム・ローソン(カーリン)が優勝。2位はリチャード・フェルシュフォー(トライデント)、3位はフェリペ・ドルゴヴィッチ(MPモータースポーツ)が獲得している。

 レース後のインタビューでローソンは、マシンの調子がよくなり始めたのは中盤以降で、序盤は難しい展開を予想したという。

F2王者ドルゴヴィッチがFP1初走行「初めてAMR22で走り、本当に楽しかった」/F1第22戦金曜

 2022年F1第22戦アブダビGPのフリー走行1回目が行われ、アストンマーティンからリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴヴィッチが参加した。

 ドルゴヴィッチはブラジル出身で現在22歳。今年はFIA F2に参戦し、最終戦アブダビを前にドライバーズタイトルを獲得する活躍を見せた。9月にはアストンマーティンF1が新設したドライバー育成プログラムの最初のドライバーとなり、それと同時にリザーブドライバー就任が発表された。

ドルゴヴィッチがアストンマーティンでF1初テスト。アブダビFP1出場に向けてスーパーライセンス取得の要件満たす

 2022年FIA F2チャンピオンで、アストンマーティンF1のリザーブドライバー、フェリペ・ドルゴヴィッチが、アストンマーティンの2021年型マシンでテストを行い、F1マシンでの初走行の機会を得た。ドルゴヴィッチはアブダビGPでのFP1にルーキー枠で走行することが決まっており、今回のテストには、スーパーライセンス取得の条件を満たすという目的があった。

アストンマーティンF1がドライバー育成プログラムを開始。新F2王者ドルゴヴィッチが加入、リザーブドライバーに就任

 FIA F2チャンピオンのフェリペ・ドルゴヴィッチは、アストンマーティンF1のドライバー育成プログラムの最初のメンバーとなり、また、チームのリザーブドライバーに就任した。

 ドルゴヴィッチはモンツァで行われたF2第13戦レース1で今年のF2チャンピオンに輝いたが、彼のタイトル獲得を受けて、アストンマーティンとのF1に関する繋がりについて憶測が飛び交った。彼らの提携関係は、アストンマーティンのドライバー育成プログラムの開始とともに、ローレンス・ストロール率いるF1チームによって正式発表された。