レッドブル&HRC密着:ライバルを凌駕する信頼性とデータの熟成。「パワーユニット側でできることを最大限やりました」

 マックス・フェルスタッペンが鈴鹿初優勝を遂げ、ドライバーズタイトル2連覇を確定させた2022年のF1日本GP。表彰式が終わってほどなく、HRC(ホンダ・レーシング)のスタッフがレッドブルガレージのピットレーン前に集結した。表彰式で受け取ったばかりの優勝トロフィを高く掲げた浅木泰昭氏(HRC四輪レース開発部長)を中心に、全員が歓喜の雄叫びを上げた。

 その数、総勢11人。浅木氏ともう一人レッドブルに転職したスタッフを除けば、さらに9人に減る。レッドブルとアルファタウリに搭載されるホンダが技術支援をしたパワーユニットを、たったこれだけのスタッフがレース現場で担当しているのだ。ただし撤退前の去年も、「せいぜい2人多かった程度」だと、レッドブルを担当するHRCの湊谷圭祐エンジニアが教えてくれた。以前からずっと、少数精鋭だったということだ。

【F1第18戦日本GP 決勝】フェルスタッペン 波乱の鈴鹿で今季12勝目 ルクレールの3位降格によって2年連続2回目のチャンピオン決定!

F1: 日本GP@鈴鹿サーキット。F1今期第18戦日本GPが9日、鈴鹿サーキットで行われ、2年連続2度目のタイトルに王手をかけていたレッドブルのマックス フェルスタッペンが今季12勝目を挙げた。序盤のスピン&クラッシュで […]

ルクレールと接戦を繰り広げたペレスが2位「最後まで懸命にプッシュして、プレッシャーをかけ続けた」/F1日本GP

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースが行われ、レッドブルのセルジオ・ペレスは2位でレースを終えた。

 4番グリッドからスタートしたペレスは、スタート直後にカルロス・サインツ(フェラーリ)が単独クラッシュによりリタイアしたことで3番手に浮上。その後も3番手を走行し続け、終盤にはペースの落ちたシャルル・ルクレール(フェラーリ)に追いついた。

レッドブル代表「最後まで得点数が分からなかった。信じられないようなタイトル決定戦」/F1日本GP

 2022年F1日本GP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが自身2度目のF1ドライバーズタイトルを獲得した。フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスは2位で、チームは1-2を飾った。

■レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー

 何というレースだ! (レースが短縮されたため)終盤になっても、フルポイントが与えられるのかどうかはっきりとは分からずにいた。あのようなフィニッシュになるとは、信じられないほど素晴らしいことだ。

渡辺康治HRC社長がフェルスタッペンのF1タイトル獲得を祝福「鈴鹿で確定の瞬間を目の当たりにし興奮。全関係者に感謝」

 2022年F1第18戦日本GPで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝し、ドライバーズタイトルを獲得した。これを受けて、本田技研工業株式会社 執行職 コーポレートコミュニケーション統括部長 兼 HRC代表取締役社長渡辺康治氏がコメントを発表した。

 雨に見舞われ、途中赤旗中断もあったレースで、フェルスタッペンはポール・トゥ・ウインを決め、2年連続でのF1タイトルを獲得した。

【渡辺康治HRC社長インタビュー前編】HONDAロゴ復活はレッドブルとの強い絆の証。一方で「2026年以降の話とは無関係」

 2022年のF1第18戦日本GPには、たくさんの海外メディアもやってきた。3年ぶりの日本、そして鈴鹿サーキットが本当に待ち遠しかったと彼らは口を揃えた。

 一方で旧知のジャーナリストたちからは、『ところでホンダは、どうするんだ』という質問を受けた。昨年限りで公式に『HONDA』は参戦を終了したが、今年はレッドブル陣営に『HRC(ホンダレーシング)』としてパワーユニット(PU)に関する技術支援をしている。その契約自体、当初は1年限りの予定が2025年まで延長された。一方で、契約間近と思われていた2026年からのレッドブルとポルシェの提携交渉も決裂してしまった。

【やったぜホンダ!!】大波乱の鈴鹿で大歓喜!! フェルスタッペン2度目のF1世界王者に輝く

 2022年10月9日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリで、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手がみごと2度目のF1世界王者に決定した。大雨で中断のレースの末、射止めた世界王者。  とにもかくにもめでたい!!! おめ…

投稿 【やったぜホンダ!!】大波乱の鈴鹿で大歓喜!! フェルスタッペン2度目のF1世界王者に輝く自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

2022年F1王座に就いたフェルスタッペン「ホンダと日本のファンの前でタイトルを決められたのは特別なこと。最高の気分」

 2022年F1日本GP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは優勝し、2022年ドライバーズタイトルを確定させた。

 雨のなかレースはスタートしたが、複数のクラッシュが起きたことで、2周で赤旗中断に。長時間の中断を経て、レースは再開され、周回数ではなく時間制限のなかで実施された。

F1第18戦日本GP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第18戦日本GPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。

【F1第18戦日本GP 予選速報】フェルスタッペン2年連続ドライバーズチャンピオンに向けてポールポジション獲得 2位と3位はフェラーリ

F1日本GP予選@鈴鹿サーキット: フェルスタッペンはもう少しでクラッシュしてポールポジションを逃すところだった。日本GPの予選でファステストラップを記録したマックス フェルスタッペン。しかし、その前にショックなことがあ […]