アルファタウリF1の角田裕毅にとって、2022年第18戦日本GPは初の母国グランプリになる。2021年にF1にデビューした角田だが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、日本GPが中止され、昨年は鈴鹿を走ることができなかった。
日本GPの前週に行われたシンガポールGPでは、角田は初のサーキットでありながら、予選でQ3に進出。しかし難しいコンディションでの決勝でクラッシュし、リタイアした。
アルファタウリF1の角田裕毅にとって、2022年第18戦日本GPは初の母国グランプリになる。2021年にF1にデビューした角田だが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、日本GPが中止され、昨年は鈴鹿を走ることができなかった。
日本GPの前週に行われたシンガポールGPでは、角田は初のサーキットでありながら、予選でQ3に進出。しかし難しいコンディションでの決勝でクラッシュし、リタイアした。
2022年シーズンのF1は新規定によるマシンの導入で勢力図もレース展開も昨年から大きく変更。その世界最高峰のトップバトルの詳細、そして日本期待の角田裕毅の2年目の活躍を元F1ドライバーでホンダの若手育成を担当する中野信治氏が独自の視点で振り返ります。今回は第17戦シンガポールGPの雨の市街地戦を振り返りつつ、いよいよ3年ぶりの開催となるF1日本GPについて、中野さんが注目している3つの見どころについてお伝えします。
レッドブルジャパンは10月5日、2022年F1第18戦日本グランプリ『Honda 日本グランプリレース』の開催に先立ち、オラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅が参加するメディアセッションを東京都渋谷区で行った。
ホンダは10月5日(水)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで11月27日(日)に開催される『ホンダレーシングサンクスデー2022』にマックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、ピエール・ガスリー、角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)の4ドライバーが参加すると発表した。
10月5日、ホンダはレッドブル・グループとのモータースポーツにおけるさらなるパートナーシップ強化について合意し、新たな取り組みの内容を発表した。そのなかで、2022年第18戦日本GPから最終戦となるアブダビGPまで、レッドブルとアルファタウリの両チームのマシンにHRCのロゴに加え、新たにホンダのロゴがあしらわれることが明らかとなった。
ホンダは8月2日にレッドブル・パワートレインズとの2023年から2025年までのF1パワーユニットに関する支援について合意し、ホンダ・レーシング(HRC)による技術支援を2025年シーズンまで延長することを発表している。そんななか、ホンダとレッドブル・グループはさらなるパートナーシップの強化について合意。新しい3つの取り組みつについて、その内容が明らかにされた。
自動車レースの老舗雑誌『レーシングオン』の最新号『No.521 F1サムライ列伝』が発売中。特集は鈴鹿で3年ぶりに復活開催されるF1日本GP開催に合わせた歴代日本人F1ドライバーを取り上げている。今回は誌面より『角田裕毅、特別インタビュー』をお届けしよう。
日曜日のF1シンガポールGPレース開始直前になって、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット上空に積乱雲が立ち込め、雷雨となった。午後7時2分、レースコントロールはスタート1時間前から開始されるスタート手順を一旦停止して、スタートを遅延することを発表した。
その後、雨が上がり、スタート手順を午後8時5分に再開すると発表。3年ぶりのシンガポールGPは予定より1時間5分遅れの午後9時5分にフォーメーションラップのスタートが切られることになった。
2022年F1シンガポールGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はクラッシュによりリタイアした。
10番グリッドからポジションを守って走行、12番手に下がった後、33周目にタイヤをインターミディエイトからミディアムに交換した。その直後、角田はターン10でバリアに突っ込み、マシンから降り、リタイアした。
2022年F1第17戦シンガポールGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、角田裕毅(アルファタウリ)だ。
昨年、アルファタウリと角田裕毅は、ウエットコンディションを苦手としていた。2日目のF1第17戦シンガポールGPは、セッション前に雨が降り、ウエットコンディションのなかで行われた。フリー走行3回目でのアルファタウリの2台はピエール・ガスリーが13番手、角田は15番手に終わった。
しかし、これはまだ新しいフロントウイングをウエットコンディション下でうまく機能させずにいたからだった。