【タイム結果】F1第17戦シンガポールGPフリー走行2回目

 2022年F1第17戦シンガポールGPのフリー走行2回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は17番手だった。

FIA、F1ポーパシング制限規定をシンガポールで微調整。バンピーな路面を考慮

 FIAは、F1シンガポールGPでは、マリーナベイ・ストリート・サーキットの路面のバンピーな特性を考慮し、ポーパシング/バウンシングに関連する空力的振動測定基準(エアロダイナミック・オシレーション・メトリック=AOM)に調整を加えることを決めた。

 ポーパシングが安全面に影響することを防ぐため、FIAはベルギーGPからAOMを導入、これによりチームは規定値を超える振動を起こさないようなセッティングでマシンを走らせなければならなくなった。規定値を超えた場合には、ペナルティが科される。

F1シンガポールGP FP1:3年ぶりの開催で、ハミルトンが首位発進。フェルスタッペン、ルクレールが続く

 2022年F1第17戦シンガポールGPのフリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は15番手だった。

 3年ぶりの開催となったシンガポールGP。路面はメインストレートを始め、ほとんどのコーナーで再舗装され、さらに18インチタイヤでの走行は初めてとなる。角田や周冠宇(アルファロメオ)、ミック・シューマッハー(ハース)ら、シンガポール初体験のドライバーにとっては、コース攻略の難易度がさらに上がったといえる。

【タイム結果】F1第17戦シンガポールGPフリー走行1回目

 2022年F1第17戦シンガポールGPのフリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は15番手だった。

「第1の計画はグリッドにいること」F1残留を目指すリカルド。マネジメントチームは“ほぼすべての人々”と交渉中

 ダニエル・リカルドは、2023年を見据えたプランについて彼のマネジメントチームが「ほぼ全員と話をしている」と述べている。リカルドの第1の選択肢は、来年もF1に残ることだ。

 リカルドとマクラーレンは今シーズン限りで袂を分かつことになった。チームはリカルドを、同じオーストラリア人で才能あふれる21歳のオスカー・ピアストリと入れ替えることに決めたのだ。

フェルスタッペン「SCが多いので、レースではあらゆることに備える」タイトル争いは考えず/F1第17戦プレビュー

 今週末の2022年F1第17戦シンガポールGPに向け、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、セーフティカーの導入が多いシンガポールでのレースではあらゆることに備えると警戒する一方、タイトルについては考えていないと語った。

 サマーブレイク前のフランスGPから5連勝を達成したフェルスタッペン。イタリアGPを終え、ドライバーズランキング2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差は116ポイントとなり、早くも今週末のシンガポールGPでタイトル獲得の可能性が見えてきた。

アルファタウリF1のガスリー、2023年移籍の可能性を認める「2、3週間のうちに明確な答えが出ると思う」

 アルファタウリF1チームのピエール・ガスリーは、2023年のプランについては、今後2週間か3週間のうちに決まる見通しであると語った。ガスリーがアルファタウリに残留することは、すでに発表されているが、その後のドライバーマーケットの動きにより、アルピーヌへの移籍の可能性が出てきた。

 フェルナンド・アロンソが今季末でアルピーヌから去り、アルピーヌのリザーブドライバーであるオスカー・ピアストリがマクラーレンに加入することが決定したため、アルピーヌは、2023年のドライバーを探さなければならない状況に陥った。アルピーヌはフランス出身のガスリーをエステバン・オコンのチームメイトに起用し、オールフランスの体制を形成することを望んでいると言われる。

2022年F1新レギュレーションの効果にチームからポジティブな評価「以前よりはバトルをしやすくなった」

 2022年、F1において久しぶりにシャシーレギュレーションの刷新がなされた。新レギュレーションでは、1983年にベンチュリトンネルが禁止されて以来となる「グラウンドエフェクト」が再び導入された。ボディワークは簡素化され、空力グリップを主に車体下から得るようなマシンとなった。

 新レギュレーションの目的は、マシン後部に発生する乱気流を削減し、後続車が接近しやすくする一方で、これまでと同レベルのダウンフォースを維持することにあった。この2022年のレギュレーションは狙いどおりの効果を発揮しただろうか?

ピアストリ、リカルドからの連絡に安堵「うれしかったし、彼が気持ちを害していないことを知って救われた」

 オスカー・ピアストリは、F1の契約騒動のさなかにマクラーレンから放出されることになったダニエル・リカルドとの接触を恐れていたが、結局のところ最初に連絡をしたのはリカルドの方であり、ピアストリはほっと胸をなでおろしたという。

 8月の初め、アルピーヌのジュニアドライバーであるピアストリが、2023年よりフェルナンド・アロンソの後任になると発表された。しかし高い評判を得ている21歳のピアストリは、その時ですでにマクラーレン移籍が決まっていたため、アルピーヌの発表を否定した。アルピーヌは自チームのドライバーが他チームと契約する権利に異議を唱えたが、FIA契約承認委員会はピアストリに有利な形でこの一件を解決した。

F1イタリアGPを虫垂炎で欠場したアルボン、シンガポールで復帰へ「体調を整えるため、できる限りの準備をした」

 前戦F1イタリアGPを虫垂炎で欠場したウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが、今週末のシンガポールGPで復帰する見通しであることが分かった。

 イタリアGPの土曜、腹痛を訴えたアルボンは、虫垂炎と診断され、手術を受けた。土曜以降は、ニック・デ・フリースが急きょ代役を務めた。チームはその後、アルボンは、手術後、一時難しい状態にあったことを明かした。麻酔の合併症により呼吸不全に陥り、ICUで人工呼吸器が使用されたということだが、幸い翌日には一般病棟に移され、グランプリ後の火曜には退院。アルボン自身がその週末には動画を公開して元気な姿を見せ、「簡単ではないだろうが、シンガポールに出場できるよう準備を整えたい」と述べていた。