2022年F1シンガポールGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは8位、ランス・ストロールは6位だった。ダブル入賞を遂げたアストンマーティンは、コンストラクターズランキングを9位から7位に上げた。
■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)
決勝=8位
13番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム
2022年F1シンガポールGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは8位、ランス・ストロールは6位だった。ダブル入賞を遂げたアストンマーティンは、コンストラクターズランキングを9位から7位に上げた。
■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)
決勝=8位
13番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム
2022年F1シンガポールGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは、レースの大半で7番手を走行していたが、最終的に10位でフィニッシュした。コンストラクターズ選手権7位を争っているライバル、アストンマーティンが2台で12点を稼いで、ランキング9位から7位に浮上、アルファタウリは8位から9位に落ちる結果になった(現在8位のハースとは同ポイント)。
2022年F1シンガポールGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは9位、ジョージ・ラッセルは14位に終わった。
3番グリッドのハミルトンはスタート直後にカルロス・サインツ(フェラーリ)に押し出されるような形になり、4番手にポジションを落とすとともに、コース外の水たまりを通ったことでタイヤの温度を失った。さらにレース前半はDRSが使えなかったために、サインツよりペースが良いと感じながらも、オーバーテイクすることができなかった。
2022年F1シンガポールGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2位、カルロス・サインツは3位だった。
ルクレールはポールポジションを獲得したが、スタート直後にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれて2番手に落ちた。後半、ドライタイヤに交換した後、ペレスに激しくプレッシャーをかけ続けたものの、抜くことができないまま、フロントタイヤに問題を抱えて後退した。ペレスはセーフティカー規則への違反を2回犯したため、フェラーリは繰り上がり優勝に期待する発言をしていた。しかし、ルクレールは7.595秒後れのところ、ペレスに下ったのは5秒ペナルティだったため、順位の変動はなかった。
日曜日のF1シンガポールGPレース開始直前になって、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット上空に積乱雲が立ち込め、雷雨となった。午後7時2分、レースコントロールはスタート1時間前から開始されるスタート手順を一旦停止して、スタートを遅延することを発表した。
その後、雨が上がり、スタート手順を午後8時5分に再開すると発表。3年ぶりのシンガポールGPは予定より1時間5分遅れの午後9時5分にフォーメーションラップのスタートが切られることになった。
2022年F1シンガポールGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは8番グリッドから7位を獲得した。
予選ではQ3での燃料不足から8番手に終わったフェルスタッペンは、スタートを失敗し、1周目に12番手まで落ちた。34周目には5番手まで挽回し、ドライタイヤに交換した後、前を行くランド・ノリス(マクラーレン)をオーバーテイクしようとした際にロックアップしてしまった。エスケープゾーンへと逃れ、タイヤにフラットスポットを作ったために、タイヤ交換。14番手から着実に追い上げを図っていったフェルスタッペンは、最終ラップでセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)を抜いて7位をつかんだ。
2022年F1シンガポールGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは今季2回目、キャリア4回目の勝利を飾った。
2番グリッドからスタートでトップに立ち、全ラップをリードして優勝。セーフティカー出動時に、10車身以内の距離を保たなければならないという規則を2度にわたって破ったと判断され、レース後に、ひとつめの違反には戒告処分(ドライビング)、ふたつめの違反には5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2を科された。しかし2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に7.595秒のギャップを築いていたため、ペレスは勝利を維持することができた。
2022年F1シンガポールGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はクラッシュによりリタイアした。
10番グリッドからポジションを守って走行、12番手に下がった後、33周目にタイヤをインターミディエイトからミディアムに交換した。その直後、角田はターン10でバリアに突っ込み、マシンから降り、リタイアした。
セルジオ・ペレス(レッドブル)はF1シンガポールGP決勝中、セーフティカー出動時にレースをリードしていた際に、セーフティカーとの距離を10車身以内に保たなければならないという規則を2度にわたり破ったと判断された。しかし処罰は5秒のタイムペナルティにとどまり、優勝を維持することができた。
F1競技レギュレーション第55.10条において、レースリーダーは、セーフティカーの後ろを走行する際、ライトが消えるまでは、セーフティカーとの距離を10車身以内に保たなければならないと定められている。この規則に、レース優勝者のペレスが反した疑いで審議が行われた。
2022年F1第17戦シンガポールGPの決勝が行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル)が優勝した。2位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)はリタイアだった。
土曜日に続き、シンガポールは決勝レース当日も大雨に見舞われた。現地時間午後8時に予定されていたレースは、最終的に65分遅れの午後9時5分スタートとなった。まもなく雨は止んだが、路面は完全にフルウエット。そこからレースに向けて徐々に路面は乾いていき、コンディションとしては前日の予選開始時に似ている。