フェラーリF1代表、2023年以降の去就は「私が決めることではない」と明確な返答を避けるも楽観的な姿勢

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、チームでの今後について「楽観的」と語るも、最終決定権は自分にはないと認めている。

 イタリアの『Gazzetta dello Sport』紙が、今シーズン後半のフェラーリのパフォーマンスが期待外れだったため、ビノットがフェラーリF1の代表の座に留まることができるか疑問を呈したことで、退任のうわさが表面化した。同紙によると、フェラーリは現在アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールをビノットの後継者に考えているという。

リカルド、レッドブルF1との契約は「まだ決まっていない」と明かす。代表はマーケティング面での活動にも期待

 ダニエル・リカルドはレースから1年間離れることを望んだが、2023年にレッドブルのサードドライバーとしてF1への関わりを続けることは「次善の策」だと考えている。

 今週初め、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、リカルドが8回のグランプリ優勝のうち7回を飾ったレッドブルに戻るだろうと示唆したが、クリスチャン・ホーナー代表は、チームと彼の間の契約はまだ締結されていないことを明らかにした。

アブダビでピレリのF1タイヤテストを実施。ガスリー、アロンソらが新チームから参加へ

 各F1チームは2022年シーズン最終戦アブダビGPの後もヤス・マリーナ・サーキットに留まり、ピレリのタイヤテストを共同で行う。このテストに参加する10チームのドライバーラインアップが概ね明らかになった。

 各チームは2台のマシンを用意し、1台はレギュラードライバーに、もう1台はルーキーに割り当てるが、双方とも、ピレリが開発しているハードコンパウンドを含む、2023年型タイヤの最終仕様の評価において重要な役割を担う。なお、このテストはチームを移籍する一部のドライバーや新たに昇格した若手が、新しいチームやチームメイトに慣れるための機会でもある。

ガスリー「アルファタウリのおかげで成長できた」感謝を胸にアルピーヌへと旅立つ/F1第22戦

 2022年F1アブダビGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは14位だった。全ドライバー中、唯一ソフトタイヤでスタートし、ハードタイヤでのセカンドスティントを非常に長く取る1回ストップで走った。

アロンソ「選手権4位の目標を達成したチーム全員が素晴らしい仕事をした」:アルピーヌ F1第22戦決勝

 2022年F1第22戦アブダビGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは冷却水漏れのトラブルによりリタイアでレースを終えた。アルピーヌはシーズンを通して173ポイントを獲得し、マクラーレンに14ポイント差をつけてコンストラクターズ選手権4位を獲得した。

マグヌッセン「選手権8位の維持が最重要。チームが過去2年から前に踏み出すための一歩だ」:ハース F1第22戦決勝

 2022年F1第22戦アブダビGPの決勝レースが行われ、ハースのミック・シューマッハーは16位、ケビン・マグヌッセンは17位でレースを終えた。ハースはシーズンを通して37ポイントを獲得し、2ポイント差でアルファタウリを下してコンストラクターズ選手権8位を獲得した。

アルボン「19番手から13位は素晴らしい出来で満足。1年間のチームの努力に感謝」:ウイリアムズ F1第22戦決勝

 2022年F1第22戦アブダビGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは13位、ニコラス・ラティフィは19位でレースを終えた。ウイリアムズはシーズンを通して8ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権では10位だった。

ボッタス「選手権6位争いは接戦だったが僕たちはやり遂げた。みんなを誇りに思う」:アルファロメオ F1第22戦決勝

 2022年F1第22戦アブダビGPの決勝レースが行われ、アルファロメオの周冠宇は12位、バルテリ・ボッタスが15位でレースを終えた。アルファロメオはシーズンを通して55ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権では6位だった。

ウイリアムズF1、ローガン・サージェントの起用を発表。8年ぶりのアメリカ人F1ドライバーが誕生

 11月21日、ウイリアムズF1チームは、2023年のレギュラードライバーとしてローガン・サージェントを起用することを正式発表した。

 ウイリアムズ・ドライバー・アカデミー出身のサージェントは、2000年12月生まれの現在21歳。2022年シーズンよりFIA F2にフル参戦し、11月18〜20日に開催された最終戦ヤス・マリーナを終え、シリーズランキング4位となり、FIA F2のルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。スーパーライセンス取得条件をクリアしたことで、2015年のアレクサンダーロッシ(マノー・マルシャ)以来8年ぶりに新たなアメリカ人F1ドライバーが誕生することになった。

2022年F1第22戦アブダビGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第22戦アブダビGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。