スズキ、ラストで優勝果たすも河内健「撤退は非常に残念」、佐原伸一「チームの解散は本当に寂しい」/MotoGP

 11月6日、スペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われた2022年MotoGP第20戦バレンシアGP決勝でアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)が優勝を飾った。しかし、スズキは勝てる体制ではあるが今季限りでMotoGPから撤退する。

 ラストレースで優勝を果たしたこと、2022年限りでの撤退、そしてファンへの感謝をスズキのスタッフ陣3名がコメントしている。

【いざ、ラリージャパン2022】注目の参戦ドライバー紹介/Vol.3『勝田貴元』

 いよいよ日本に帰ってくる、ラリージャパン。WRC世界ラリー選手権『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が、11月10~13日にシーズン最終戦として愛知県と岐阜県を舞台に開催される。北海道での開催以来、実に12年ぶりのカムバックとなる日本での世界選手権を楽しみ尽くすべく、ここではエントリーリストに名を連ねる有力参戦ドライバーや、今季より導入の最高峰“ラリー1”クラスの最新ハイブリッド車両の成り立ちや個性を紹介する。その第3回は、地元名古屋の名門ラリーショップを生家としながら、まずはレーシングカート、そしてミドルフォーミュラで頭角を現したのち、TOYOTA GAZOO Racingのスカラシップに挑戦すると、瞬く間に世界選手権まで駆け上がった日本期待のWRCドライバー【勝田貴元】にスポットを当てる。

 国内ラリー界で“勝田”と聞けば、瞬間的にLUCK(ラック)を思い浮かべるほど。勝田貴元は祖父で創業者でもある照夫氏、そして父で現役ラリーストの範彦氏(全日本ラリー9冠)というサラブレッド一家の3代目として生まれた。そんな家業を横目で眺めつつ、自身は幼い頃から自転車競技のBMXに熱中していたという。

“モリゾウエディション”は、すべてが“別物”の猛獣。レースで勝つためのノウハウが注ぎ込まれたGRカローラ/GRヤリスに試乗

 トヨタGRヤリスとトヨタGRカローラを袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県)で走らせる機会を得た。走行ステージはダートとサーキットだった。GRが取り組む『モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり』と、そこから生まれたスポーツ4WDシステムGR-FOURの性能やモデルごとの乗り味の違いを体感するのが試乗会の趣旨だ。

コストキャップ違反の罰金の使い方は「FIA次第」とレッドブルF1代表。“苦境にある選手権”の救済に期待

 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、FIAがレッドブルの予算制限違反の罰金700万ドル(約10億円)を活用することを期待しており、おそらくは苦境にあるWシリーズのように「苦戦している選手権」に恩恵を与えるべきだと述べている。

 レッドブル・レーシングは先週、2021年にF1の予算制限レギュレーションに違反したとして、多額の金銭的ペナルティを科された。チームが罰金を支払う期限は30日以内だ。

決勝前夜も「睡眠導入剤を飲んだ」星野一義監督が抱えていた重圧。親子で作り上げた最強チーム/第8戦GT500決勝

 栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われた2022スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』。3台が自力でのチャンピオン獲得の可能性があったGT500クラスは、最終的に2位フィニッシュを果たしたカルソニック IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が王座を獲得した。長年、頂点を目指してTEAM IMPULを率いてきた星野一義監督も、チャンピオンが決まるまでの瞬間はプレッシャーと闘い続けていたと、その胸の内を明かした。

F1の2022年第3四半期は、放映権とスポンサーシップの拡大により約1100億円の収益を記録。一方でコストの増加も

 最新の財務報告書によると、F1は成長モードを維持している。新型コロナウイルスの流行が収束しているなか、2022年第三四半期は2021年の同期と比べ、総収入に改善が見られている。

 7月初めから9月末までに、フォーミュラ・ワン・グループは7億1500万ドル(約1100億円)の収益を上げた。対して2021年同期の収益は6億6800万ドル(約979億円)だった。ただし、コストの増加により、グループ全体の減価償却費および償却前の営業利益は1億7600万ドル(約258億円)から1億5800万ドル(約232億円)に減少した。これら比較対象の四半期には、同様に7レースが開催されたことに留意すべきだろう。