FIA、監査結果の発表を延期、F1コストキャップ違反者の有無は10日に公表へ

 一部チームがF1バジェットキャップ規則に違反したとの報道がなされたことで、FIAの監査結果の発表に注目が集まっている。しかし、FIAは、10月5日に行われる予定だった発表を、10日に延期することを決めた。

 シンガポールGPの週末、バジェットキャップ導入初年度の2021年に上限額を超えたチームが2チームあり、それはレッドブルとアストンマーティンとみられるとの報道がなされた。

WRC新王者は日本車も収集する“クルマ大好き少年”。勝田貴元が語るロバンペラの強さと素顔

 ニュージーランドの北島、オークランドを中心に開催されたWRC世界ラリー選手権第11戦『ラリー・ニュージーランド』は歴史的なイベントとなった。10年ぶりの復活開催という意味でもそれは当てはまるが、一番の要因はWRC史上最年少チャンピオンが誕生した点だ。

 このグラベル(未舗装路)イベントで優勝し、22歳1日という若さで今季のドライバーズチャンピオンを確定させたトヨタのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)について、彼のチームメイトでありプライベートでも仲の良い勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)に、ラリー後のオンライン取材会で話を聞いた。

シーズン裁定2転3転のTCR規定最終年は、ロバート・ダールグレンが王座防衛に成功/STCC最終戦

 2022年のSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権シーズン最終戦、マントープパークでのタイトル決定戦が9月30~10月1日に争われたが、レースウイーク直前にスウェーデン・モータースポーツ連盟(SBF)の再調査結果が発表され、裁定が二転三転の上、従来のリザルトが復活する展開に。

 結果、選手権首位の王者ロバート・ダールグレン(PWRレーシング/クプラ・レオン・コンペティションTCR)は、週末を戦う前にポイントリードを復元してタイトル防衛に近づくと、レース2の4位入賞によりTCR規定最終年に自身4度目のチャンピオンを獲得するなど、戦う側にとっても見る側にとってもスッキリしないエンディングとなった。

フェラーリ、開発中のル・マン・ハイパーカーをイモラのイベントで一般公開へ。新型GT3の走行も予定

 フェラーリは10月5日、2023年のデビューに向けて現在開発中の新型ル・マン・ハイパーカーを、10月30日に開催される同社のイベント『フィナーリ・モンディアーリ』で一般公開する、と発表した。

 来季のWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスに参戦予定のハイブリッド搭載プロトタイプカーは、フェラーリ・チャレンジ・シーズンの最終戦を含むフェラーリの年次イベントの一部として、イタリアのイモラ・サーキットで初めて一般に公開されることになる。

マクラーレンF1離脱のリカルド、メルセデスと交渉か。2023年はリザーブドライバーを務める可能性も

 報道によると、マクラーレンを離脱するダニエル・リカルドは、2023年に公式リザーブドライバーになるためメルセデスと交渉を行っているという。

 フランスの放送局『Canal +』が先週末のシンガポールで明らかにしたところによると、ニック・デ・フリースが来シーズンにアルファタウリに加入する契約を締結し、リカルドは2023年にメルセデス傘下に入るための合意に近づいているということだ。