開幕戦失格裁定とリザルト改変の波乱を経て、バックマン兄が連勝。ブリンクも勝利/STCC第5戦

 9月10~11日にスカンジナビアン・レースウェイこと、スウェーデンのアンダーストープで争われたSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権第5戦は、会期直前に選手権首位の王者ロバート・ダールグレン(PWRレーシング/クプラ・レオン・コンペティションTCR)に対し、開幕戦優勝の裁定が覆る異例の展開となり、ポイントリードが半減した状態での幕開けに。

 雨絡みでクラッシュも多発した週末は、タイトル候補となったアンドレアス・バックマン(レストラップ・レーシング/アウディRS3 LMS 2)が連勝を決め、一気にランキング2位に急浮上。最終ヒートはトビアス・ブリンク(ブリンク・モータースポーツ/アウディRS3 LMS 2)が勝利を挙げ、アウディ勢が3ヒートを制圧する結果となった。

NLS6に挑んだTOYOTA GAZOO Racingの2台はレクサスLCが完走。GR86は惜しくもリタイアに

 9月10〜11日、ドイツのニュルブルクリンクで開催されたニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第6戦『ニュルブルクリンク12時間』に挑んだTOYOTA GAZOO Racingは、345号車レクサスLC(石浦宏明/片岡龍也/蒲生尚弥)が総合65位で完走。244号車トヨタGR86(佐々木雅弘/松井孝允選手/矢吹久)はチェッカー間際にストップしリタイアとなった。

「ポルシェが少し先走った」とレッドブルF1代表。提携についていかなる合意もなされていなかったと明言

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ポルシェとの交渉決裂について語り、提携はレッドブルの強みである独立性を薄めることになり、正しい道ではなかったと語った。また、ポルシェがレッドブルのF1部門の50パーセントを取得するというプランが記された書類が公的機関に提出されたことについては、ポルシェが先走ったものであり、一切合意はなされていなかったと述べている。

 ポルシェは2026年に向けてレッドブルとパートナーシップを結ぶために協議してきたが、交渉が決裂したことを9月9日に発表した。

9月25日、MotoGPクラス決勝前にF-2B 戦闘機の歓迎フライト決定/2022MotoGP第16戦日本GP

 モビリティリゾートもてぎは2022年9月23日(金・祝)〜25日(日)に開催する2022 FIM MotoGP世界選手権シリーズ第16戦MOTUL 日本GPの9月25日(日)MotoGPクラス決勝前に、航空自衛隊松島基地『F-2B 戦闘機』歓迎フライト展示を実施する。大会の観戦チケットはモビリティリゾートもてぎ公式ホームページおよびコンビニエンスストアなどで発売中。