アルピーヌ、A110 Rの受注を12月1日から開始。日本限定1台のフェルナンド・アロンソ仕様も発売

 アルピーヌ・ジャポンは11月30日、同社のスポーツモデル『A110』の走行性能をさらに高めた『アルピーヌA110 R』の受注を、12月1日から全国のアルピーヌ正規販売店で開始すると発表した。また、世界32台の限定車『アルピーヌA110 R フェルナンド・アロンソ』の購入申込みも、同日より受け付けるとした。

 F1をはじめとするモータースポーツで培ったノウハウをフィードバックさせた、“ラディカル(過激の意)なアルピーヌA110”として、今年10月に世界初公開されたアルピーヌA110 R。カタログモデルとして販売される同モデルの特長は、新形状のディフューザーやスワンネックタイプのステーを用いたリヤスポイラーなど、これまでにない過激なスタイルが与えられている点だ。

アストンマーティンF1初走行のアロンソ「現時点では100パーセント以上満足」

 アストンマーティンF1での初テストを終えたフェルナンド・アロンソが、AMR22は競争力のあるマシンであり、「うれしい驚き」を感じたとして、2023年に向けて期待を示した。

 2022年末でアルピーヌとの2年間にわたる契約を終え、2023年にアストンマーティンに加入するアロンソは、最終戦の2日後、アブダビF1タイヤテストで新チームに合流。ワンデーテストの午前を担当したアロンソは、97周を走行、1分26秒312で24人中12番手となった。

F1アブダビテスト:2023年タイヤ&若手テストでフェラーリが1-2-3。24人参加、新ドライバーラインアップがお披露目

 2022年F1最終戦アブダビGP終了後の11月22日、2023年用タイヤのテストがヤス・マリーナ・サーキットで開催された。今年ワンデーに縮小されたテストには、若手ドライバーに走行経験の機会を与えるという目的もあり、各チームが2台のマシンを走らせ、合計24人が参加した。

 全10チームがレギュラードライバー用に1台、F1昇格を目指す若手ドライバー(グランプリ参戦経験が2回以内)用に1台を走らせた。レギュラードライバーふたりが午前と午後で交代して走行するチームと、ひとりが丸一日を担当するチームに分かれ、参加ドライバーは24人となった

オコン「アロンソのチームメイトになれて楽しかった。彼は永遠にレジェンド」アルピーヌ/F1第22戦決勝

 2022年F1アブダビGP決勝で、アルピーヌのエステバン・オコンは7位を獲得した。アルピーヌはマクラーレンに勝ってコンストラクターズ選手権4位を確保した。なお、今シーズンを最後に、フェルナンド・アロンソはアルピーヌを離れ、アストンマーティンに移籍する。

アロンソとオコンの同士討ちの後、ヘイトコメントが殺到。アルピーヌF1が断固たる措置を取ると警告

 アルピーヌF1チームは、F1ブラジルGPでのスプリントで起きたフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンの同士討ちの後に、多数のヘイトコメントが寄せられたことを受け、行動を起こした。チームは、ソーシャルメディアチャンネルでこうした嫌がらせを行っている人々に対して「行動を起こす」と警告した。

 オコンとアロンソは土曜スプリントのオープニングラップで激しいポジション争いを繰り広げ、その結果、接触が起きてしまった。ターン4で行き場をなくしてコース外にはみ出したアロンソは、スライドして、すぐ横を走るオコンに接触。そのすぐ後にスタート/フィニッシュラインでアロンソは前を走るオコンを抜こうとしてヒットし、フロントウイングを壊した。アロンソはウイング交換のためにピットストップをしなければならず後退、オコンは徐々にペースが落ちていった。

2022年F1第21戦ブラジルGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第21戦ブラジルGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。

アロンソ5位「同士討ちという失敗の埋め合わせをしたかった」アルピーヌが後方からW入賞/F1第21戦決勝

 2022年F1ブラジルGP決勝で、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは5位、エステバン・オコンは8位で、ダブル入賞を果たした。コンストラクターズ選手権4位を争うライバル、マクラーレンが決勝で2台ともリタイアしたことで、アルピーヌはその差を19ポイントに拡大、ランキング4位獲得に向けて非常に有利な立場に立った。

F1ブラジルGPスプリントで6人が審議対象に。アロンソ降格、ハミルトンは2番グリッドを維持、ガスリーは警告どまり

 F1ブラジルGP土曜スプリントにおいて、複数のドライバーがレギュレーション違反の疑いありとして、調査対象になった。スプリントを3番手でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(メルセデス)もそのひとりだったが、調査の結果、処分なしとの裁定が下り、日曜決勝を2番グリッドからスタートできることとなった。また、出場停止の危機にあるピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、違反を犯したものの警告を受けるにとどまり、ペナルティポイントの加算はなかった。一方、チームメイトのエステバン・オコンとの接触において、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)には5秒のタイムペナルティが科された。

2022年F1第21戦ブラジルGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第21戦ブラジルGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはエステバン・オコン(アルピーヌ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。