992型ポルシェ911 GT3 Rが、GTDプロ初代王者パフ・モータースポーツに到着/IMSA

 2022年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTDプロクラスチャンピオンとなったパフ・モータースポーツは11月14日、来シーズンのシリーズに投入する“ニューウェポン”である新型ポルシェ911 GT3 Rがデリバリーされたと発表した。

 カナダ・オンタリオ州の州都であるトロントに拠点を置くパフ・モータースポーツは、来年1月にアメリカ・フロリダ州で開催されるウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間レースでのカスタマーデビューに先立ち、北米における“タイプ992”新型911 GT3 Rのデリバリーを受けた最初のチームのひとつとなった。

ファルケン・モータースポーツが新型ポルシェ911 GT3 Rの“カスタマー第1号”に。特別カラーでNLS8参戦へ

 ファルケン・モータースポーツは10月18日、ポルシェが2023年投入に向け開発中の新型911 GT3 Rで、10月22日に行われるニュルブルクリンク耐久シリーズ第8戦(NLS8)に参戦すると発表した。ファルケン・モータースポーツはこの新型車両でレースを行う最初のカスタマーチームとなる。

フェラーリ・ポルシェら新型GT3&エボのデビューに、2戦の“待った”。理由はBoPテスト/IGTC

 2023年シーズンのIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ・パワード・バイ・ピレリの序盤2戦は、GT3マシンの新車やアップデートキットの投入が認められないことが分かった。シリーズを統括するSROモータースポーツ・グループは、この2戦において現行のBoP(性能調整)テーブルを適用するという。

新型ポルシェ911 GT3 RがNLS7でテストデビュー。総合3位表彰台獲得で大きな手ごたえを得る

 10月8日、ドイツのニュルブルクリンクで開催されたニュルブルクリンク耐久シリーズ第7戦で、ポルシェが2023年モデルとして導入を進めている新型ポルシェ911 GT3 Rをマンタイ・レーシングとともにテスト参戦させた。ジュリアン・アンドラウアー/フレデリック・マコウィッキのコンビで総合3位でフィニッシュし、高いポテンシャルを感じさせている。

中嶋一貴TGR-E副会長がトヨタ86でニュルブルクリンク耐久シリーズ第7戦に参戦へ

 TOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ(TGR-E)の副会長を務めている中嶋一貴が、10月7~8日にドイツのニュルブルクリンクで開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第7戦、第54回ツェボターム・ADAC・バルバロッサ杯のSP3クラスに、TOYOTA GAZOO Racingジャーマニー・パワード・バイ・リングレーシングからエントリーする284号車トヨタGT86(日本名トヨタ86)から参戦することになった。

フォコ追い上げ及ばず、ASPトリオが耐久王に。優勝はダナイミック・ポルシェ/GTWCヨーロッパ最終戦

 10月2日、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)最終戦が行われ、ダイナミック・モータースポーツの54号車ポルシェ911 GT3 R(クラウス・バクラー/アレッシオ・ピカリエッロ/マッテオ・カイローリ組)が予選3番手から逆転勝利を飾った。

 チャンピオンシップ争いにおいては、ランキング1位でエンデュランスカップの最終第5ラウンドとなった同イベントに臨み、3時間レースの末に総合5位となった88号車メルセデスAMG GT3(アコーディスASPチーム)のラファエル・マルチェッロ/ダニエル・ジュンカデラ/ジュール・グーノン組が、2022年のエンディランスカップでドライバー、チームのダブルタイトルを獲得している。

フォコ追い上げ及ばず、ASPトリオが耐久王に。優勝はダナイミック・ポルシェ/GTWCヨーロッパ最終戦

 10月2日、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)最終戦が行われ、ダイナミック・モータースポーツの54号車ポルシェ911 GT3 R(クラウス・バクラー/アレッシオ・ピカリエッロ/マッテオ・カイローリ組)が予選3番手から逆転勝利を飾った。

 チャンピオンシップ争いにおいては、ランキング1位でエンデュランスカップの最終第5ラウンドとなった同イベントに臨み、3時間レースの末に総合5位となった88号車メルセデスAMG GT3(アコーディスASPチーム)のラファエル・マルチェッロ/ダニエル・ジュンカデラ/ジュール・グーノン組が、2022年のエンディランスカップでドライバー、チームのダブルタイトルを獲得している。

キャシディ、レッドブルの地元で2勝目飾る。プライニングはうれしい母国優勝/DTM第7ラウンド

 9月24~25日、DTMドイツ・ツーリングカー選手権の第7ラウンドがオーストリアのレッドブルリンクで行われ、ニック・キャシディ(アルファタウリ・AFコルセ/フェラーリ488 GT3エボ)がレース1/第13戦で2022年シーズン2勝目をマーク。日曜のレース2/第14戦ではトーマス・プライニング(KUSチーム・ベルンハルト/ポルシェ911 GT3 R)が母国ウインを達成した。

 全8ラウンドで争われているシーズンの終盤戦。スパ・フランコルシャンで行われた第6ラウンドから1週間のインターバルを置いて開催された今ラウンドでは、前戦スパで今季初優勝を飾ったキャシディが2戦連続優勝を果たした。

ニュルブルクリンク12時間はファルケンポルシェが総合優勝。住友ゴムがNLSで2連勝飾る

 9月10〜11日にドイツ・ニュルブルクリンクを舞台に繰り広げられるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)の第5戦『ニュルブルクリンク12時間』が行われ、住友ゴム工業/ファルケンのワークスチームFalken Motorsports(ファルケン・モータースポーツ)の3号車ポルシェ911 GT3 R(ジョエル・エリクソン/スヴェン・ミュラー/ジャクソン・エヴァンス/アレッシオ・ピカリエッロ)が総合優勝。7月9日に開催された第4戦に続くNLS連勝を飾った。