マクラーレン、FP1にインディカードライバーを起用。パロウがアメリカ、オワードがアブダビでF1プラクティスデビュー

 マクラーレンF1チームは、インディカードライバーのアレックス・パロウとパト・オワードをグランプリウイークエンドの金曜プラクティス1で走らせると発表した。2022年のF1レギュレーションでは、チームはシーズンに最低2回、F1レース出場2戦以内のドライバーを、FP1で走らせなければならない。

 10月14日、マクラーレンはパロウを第19戦アメリカGPでダニエル・リカルドのMCL36に、オワードを最終戦アブダビGPのFP1でランド・ノリスのマシンに乗せると発表した。ふたりにとってはこれがグランプリウイークエンドの公式セッションで走行する初の機会となる。

パロウとオワードが再びマクラーレンF1のテストプログラムに参加。レッドブルリンクを走行

 インディカーに参戦するアレックス・パロウとパト・オワードは、マクラーレンとの2度目のF1テストに参加した。ふたりは先週、オーストリアのレッドブルリンクで走行を重ねた。

 先月バルセロナでパロウとオワードに2021年型マシンを提供したマクラーレンは、ふたたびテストを実施するためにふたりを招集した。このテストはF1が認可したTPC(Testing of Previous Cars)プログラムの一環だ。5000マイル(約8047km)離れたところで誰もが日本GPの準備に懸命に取り組んでいるなか、マクラーレンのテストチームはシュピールベルクで作業を始めていた。同地の天気は完璧で、トラブル無しの2日間の走行が期待できた。

マクラーレンF1を離れるリカルドは「運が悪かった」とマネージャーが語る。現在は新たなプロジェクトが進行中

 ダニエル・リカルドが今シーズン末でF1から去るのは、達成不可能な要求やチャンスの欠如のせいではなく、「運が悪い」からだとマネージャーを務めるニック・ティムは主張している。

 今年8月にリカルドとマクラーレンは、契約の終わりを1年前倒しすることで双方が合意した。8度のグランプリ優勝経験を持つリカルドが、2年の在籍期間にチームの期待に応えられなかったために下された決定だという。

去就未定のリカルド、2023年のF1グリッドにいない可能性を認める。他シリーズ参戦の考えはなし

 マクラーレンF1のダニエル・リカルドは、来年3月に開幕する2023年F1第1戦バーレーンGPのグリッドに自分がいない状態で開幕する可能性が高いことを認めた。リカルドはF1でのキャリアを「少しだけ一時停止する」ことができるといいと述べている。

スタートで順位を上げるも11位のリカルド「ペースは悪くなかったがタイヤ管理が問題だった」/マクラーレン F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPで、マクラーレンF1のダニエル・リカルドは11番グリッドから決勝レースをスタートし、11位でフィニッシュを果たした。

 悪天候となった2022年のF1日本GP決勝。リカルドはスタートで8番手に順位を上げるも、赤旗中断後の再スタート後にポジションを落としてしまい、予選順位と同じ11位でチェッカーフラッグを受けた。

2022年F1第18戦日本GP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

ノリス10位「スタートの失敗をピットストップで取り戻すことができた」マクラーレン/F1日本GP決勝

 2022年F1日本GP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは10位だった。

■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
決勝=10位
10番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ウエット→インターミディエイト

 まず、今日、レースができてとてもうれしいよ。週末を通して日本のファンたちは素晴らしかった。彼らは雨のなかずっと待っていたんだ。だから彼らのためにレースをできたことがうれしい。もちろんドライバーの僕たちは常にレースをしたいと思っているしね。

F1第18戦日本GP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第18戦日本GPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはルイス・ハミルトン(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

2022年F1第17戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第17戦シンガポールGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)だ。

リカルドが16番手から5位「今季ベストを達成できてうれしい」マクラーレンはアルピーヌを抜いて4位に/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGP決勝で、マクラーレンのダニエル・リカルドは5位、ランド・ノリスは4位だった。マクラーレンは22ポイントを獲得。ライバルであるアルピーヌがノーポイントに終わったことで、マクラーレンは逆転し、コンストラクターズランキング4位に浮上した。

■ダニエル・リカルド(マクラーレンF1チーム)
決勝=5位
16番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ソフト

 とても満足している。今年はここまでトップ5に入れずにいたから、今日の結果がすごくうれしい。

 今日はいくつかのことが僕たちに有利に働いたと感じてはいるが、僕たちがとても忍耐強く、慎重な戦い方をしたことも確かだと思う。