マクラーレンF1離脱のリカルド、メルセデスと交渉か。2023年はリザーブドライバーを務める可能性も

 報道によると、マクラーレンを離脱するダニエル・リカルドは、2023年に公式リザーブドライバーになるためメルセデスと交渉を行っているという。

 フランスの放送局『Canal +』が先週末のシンガポールで明らかにしたところによると、ニック・デ・フリースが来シーズンにアルファタウリに加入する契約を締結し、リカルドは2023年にメルセデス傘下に入るための合意に近づいているということだ。

2022年F1第17戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第17戦シンガポールGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはランス・ストロール(アストンマーティン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)だ。

「忘れてしまいたいレース」とメルセデス。ミスでポジションを落としたハミルトンが謝罪/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは9位、ジョージ・ラッセルは14位に終わった。

 3番グリッドのハミルトンはスタート直後にカルロス・サインツ(フェラーリ)に押し出されるような形になり、4番手にポジションを落とすとともに、コース外の水たまりを通ったことでタイヤの温度を失った。さらにレース前半はDRSが使えなかったために、サインツよりペースが良いと感じながらも、オーバーテイクすることができなかった。

F1第17戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第17戦シンガポールGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。

ラッセル、ブレーキ関連の問題を抱えQ2で敗退「すべてのコーナーをうまく回れなかった」メルセデス/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGPの土曜予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルは11番手でQ2で敗退した。ラッセルはブレーキングに関連する問題を抱えていたとチームは明かしている。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 9番手(2分01秒010:インターミディエイトタイヤ/10周)
予選 11番手(Q1=6番手1分54秒633:インターミディエイトタイヤ/Q2=11番手1分54秒012:インターミディエイトタイヤ)

ハミルトン、0.054秒差の予選3番手「ポールに届かなかったが満足感はある」ピアス着用の件はチームへの罰金で決着

 2022年F1シンガポールGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは今シーズンベストの3番手だった。シャルル・ルクレール(フェラーリ)のポールポジションタイムとは0.054秒差、セルジオ・ペレス(レッドブル)の2番手タイムとは0.032秒差という僅差だった。

 なお、ハミルトンが競技中にジュエリー(鼻ピアス)を装着するというレギュレーション違反を犯していたとしてスチュワードが調査を行った。ハミルトンは、医師から医学的な理由から当分ピアスを装着したままにするようアドバイスを受けたと説明、医師からの報告書を提出したため、スチュワードはこれを受け入れ、処分を科さないことを決めた。一方で、チームはハミルトンがジュエリーを装着しているかどうかを事前に確認せず、FIAに正しい報告をしなかったとして、25,000ユーロ(約350万円)の罰金を科した。

ハミルトン、FP1で最速も「まだトップから1秒遅い」メルセデス/F1第17戦金曜

 2022年F1シンガポールGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=1番手/2=5番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=5番手/2=3番手だった。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=1番手(1分43秒033:ソフトタイヤ/20周)/2=5番手(1分43秒182:ソフトタイヤ/22周)

 FP1はいい形でスタートできたが、2回目のセッションはそれほどうまくいかなかった。バウンシングがひどい。今週末はまるでだめだという感じではないけどね。現状では、このマシンの硬さに関してやれることはあまりない。でもセットアップによってもっとタイムを見つけることはできるだろう。今日のセットアップではロッキングがひどかったが、それについては今夜修正するつもりだ。明日はもっと良い状態になると思うよ。

メルセデスF1とペトロナス、タイトル&テクニカルパートナーシップを2026年以降まで延長。新PU時代にも提携へ

 メルセデスAMG F1チームとマレーシア国営石油会社ペトロナスは、9月28日、2026年から複数年にわたり、タイトルパートナーシップおよびテクニカルパートナーシップ契約を延長することを発表した。

 メルセデスの2010年のF1ワークス活動再開時から、ペトロナスがタイトルスポンサーを務めてきた。両者は、今日まで8度のコンストラクターズタイトル、115回の優勝を成し遂げてきたパートナーシップを、さらに長期にわたり継続することを決定。F1は2026年から新たなパワーユニットレギュレーションを採用することを決めており、その新時代にもメルセデスとペトロナスは手を携えてF1を戦っていくことになる。

今季未勝利のハミルトン、F1連続シーズン勝利記録は気にせず「トップに復帰して戦うことがチームとしての真の目標」

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、自身が参戦したすべてのF1シーズンで優勝を飾る記録を今年も維持することは「まったく重要ではない」と述べている。

 メルセデスでの1年目にグランプリ優勝回数が1回だけだった2013年を除いて、ハミルトンは毎シーズン、複数回の勝利を収めてきた。しかし今年、7度のF1世界チャンピオンであるハミルトンがその記録を維持するには、あと6レースしか残っていない。メルセデスの新世代マシンがトップ集団の期待に届いていないことから、ハミルトンは実りのないシーズンを過ごしている。

マシンセットアップは乗り心地優先か、グリップ優先か。オコン、F1シンガポールGPで「誰が何を選ぶのか」に注目

 アルピーヌのエステバン・オコンは、今週末のF1第17戦シンガポールGPが手ごわいものになると予想しているという。コースのバンピーな性質から、今年のF1マシンは大きな影響を被ると予測しているのだ。

 新型コロナウイルスのパンデミックにより2020年と2021年はレースが中止になったため、F1がマリーナベイ・ストリート・サーキットへ行くのは2019年以来のこととなる。オコンは2019年はF1でレースをしていなかったが、それまでに3回の出走経験があり、2017年には当時のフォースインディアで入賞を果たしたが、2018年はクラッシュによりリタイアを喫した。