ハミルトン、0.054秒差の予選3番手「ポールに届かなかったが満足感はある」ピアス着用の件はチームへの罰金で決着

 2022年F1シンガポールGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは今シーズンベストの3番手だった。シャルル・ルクレール(フェラーリ)のポールポジションタイムとは0.054秒差、セルジオ・ペレス(レッドブル)の2番手タイムとは0.032秒差という僅差だった。

 なお、ハミルトンが競技中にジュエリー(鼻ピアス)を装着するというレギュレーション違反を犯していたとしてスチュワードが調査を行った。ハミルトンは、医師から医学的な理由から当分ピアスを装着したままにするようアドバイスを受けたと説明、医師からの報告書を提出したため、スチュワードはこれを受け入れ、処分を科さないことを決めた。一方で、チームはハミルトンがジュエリーを装着しているかどうかを事前に確認せず、FIAに正しい報告をしなかったとして、25,000ユーロ(約350万円)の罰金を科した。

ハミルトン、FP1で最速も「まだトップから1秒遅い」メルセデス/F1第17戦金曜

 2022年F1シンガポールGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=1番手/2=5番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=5番手/2=3番手だった。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=1番手(1分43秒033:ソフトタイヤ/20周)/2=5番手(1分43秒182:ソフトタイヤ/22周)

 FP1はいい形でスタートできたが、2回目のセッションはそれほどうまくいかなかった。バウンシングがひどい。今週末はまるでだめだという感じではないけどね。現状では、このマシンの硬さに関してやれることはあまりない。でもセットアップによってもっとタイムを見つけることはできるだろう。今日のセットアップではロッキングがひどかったが、それについては今夜修正するつもりだ。明日はもっと良い状態になると思うよ。

王者RXRを撃破し、ルイス・ハミルトン率いるX44が今季初優勝/エクストリームE第4戦

 シリーズ史上初の南米大陸決戦となった電動オフロード選手権、エクストリームE第4戦『アントファガスタ・ミネラルズ・カッパーX Prix』は、同イベントよりエントリー名を改称したF1王者ルイス・ハミルトン率いるX44ヴィダ・カーボン・レーシングのセバスチャン・ローブ/クリスティーナ・グティエレス組が、トップチェッカーを受けたNEOMマクラーレン・エクストリームEのペナルティにより今季初勝利を獲得。

 一方で、ニコ・ ロズベルグ創設の初代王者ロズベルグ・Xレーシング(RXR)は、選手権リーダーとして予選最速を記録したものの、ファイナルを前に技術的な問題が発生し、タイトル獲得のチャンスを逸する結果となった。

今季未勝利のハミルトン、F1連続シーズン勝利記録は気にせず「トップに復帰して戦うことがチームとしての真の目標」

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、自身が参戦したすべてのF1シーズンで優勝を飾る記録を今年も維持することは「まったく重要ではない」と述べている。

 メルセデスでの1年目にグランプリ優勝回数が1回だけだった2013年を除いて、ハミルトンは毎シーズン、複数回の勝利を収めてきた。しかし今年、7度のF1世界チャンピオンであるハミルトンがその記録を維持するには、あと6レースしか残っていない。メルセデスの新世代マシンがトップ集団の期待に届いていないことから、ハミルトンは実りのないシーズンを過ごしている。

2022年F1第16戦イタリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第16戦イタリアGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。