GMのスポーツカー・レーシング・プログラムマネジャーのローラ・ウォントロップ・クラウザーによれば、キャデラックは新型LMDh車両『V-LMDh』の開発において11,000kmを超えるテストを行い、「大きな進歩」を遂げているという。
キャデラックは2023年、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスに2台、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに1台のキャデラックV-LMDhを投入する。
GMのスポーツカー・レーシング・プログラムマネジャーのローラ・ウォントロップ・クラウザーによれば、キャデラックは新型LMDh車両『V-LMDh』の開発において11,000kmを超えるテストを行い、「大きな進歩」を遂げているという。
キャデラックは2023年、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスに2台、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに1台のキャデラックV-LMDhを投入する。
2021年限りでレーシングドライバーを引退した、3度のル・マン・ウイナーにして4輪初の日本人世界選手権覇者、中嶋一貴。昨年末、その引退発表と同時にトヨタGAZOO Racing・ヨーロッパ(TGR-E)の副会長に就くことが明らかにされ、“異色のセカンドキャリア”を歩むこととなった。
1月の就任以来、一貴副会長はドイツ・ケルンをベースにWEC世界耐久選手権やWRC世界ラリー選手権の現場に赴き、さらにその合間には日本を4往復するなど、多忙な日々を送っている。
副会長としての新たな仕事内容などについて聞いた前編につづき、この後編ではWECチーム代表を兼ねる小林可夢偉や、今季最高峰クラスにデビューした平川亮、さらにその先のドライバー育成などについて、話を聞いた。
GMスポーツカーレーシング・プログラムマネージャーのローラ・ウォントロップ・クラウザーによると、シボレーは、2024年のデイトナ24時間でレースデビューを予定している『シボレー・コルベットZ06 GT3.R』について、まずは自国アメリカのカスタマーに焦点を当て、ヨーロッパやその他地域への完全展開は2024年末か2025年初めになることを想定しているという。
コルベット・レーシングを運営するプラット&ミラー社製の新型GT3マシンは、先日ミド・オハイオで初のサーキットテストを終えた。この新型コルベットGT3は、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とファナテック・GTワールドチャレンジ・アメリカ・パワード・バイ・AWSにおいて最初の存在感を示すように設定され、その後ほかの地域やシリーズを追加する予定となっている。
新型コロナウイルスのパンデミックが収束傾向にあることから、2023年は現状から1レース増となる7戦を行うWEC世界耐久選手権。シリーズは2024年、さらにレース数を増やして8ラウンドを開催する予定だという。
WECのCEOを務めるフレデリック・ルキアンは、2024年の追加開催地については「さまざまな選択肢がテーブルの上にある」と述べている。
2023年シーズンのIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ・パワード・バイ・ピレリの序盤2戦は、GT3マシンの新車やアップデートキットの投入が認められないことが分かった。シリーズを統括するSROモータースポーツ・グループは、この2戦において現行のBoP(性能調整)テーブルを適用するという。
フェラーリのワークスドライバーであるアレッサンドロ・ピエール・グイディは、2023年のWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスに登場する予定のフェラーリLMHマシンについて、車両開発がテストプログラムの進行とともに「正しい方向に進んでいる」と感じている。
トヨタやプジョーのハイパーカーと同様に、ハイブリッドシステムを搭載するフェラーリLMHは、7月にフィオラノで行われた一連の初期テスト以来、いくつかのトラックテストでラップを重ねてきた。直近ではポルティマオを訪れ、メーカーによると総走行距離は1万kmを超えたという。
2023年に新型LMDh、『BMW Mハイブリッド V8』をデビューさせるBMWが、開幕2戦の耐久レースにおける追加ドライバー2名を発表した。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦のデイトナ24時間、同じく第2戦のセブリング12時間レースでは、シェルドン・ファン・デル・リンデとマルコ・ウィットマンがチームRLLに加わり、GTPクラスへと参戦する。
両ドライバーはBMWのファクトリードライバーとして、これまでGTレースやDTMドイツ・ツーリングカー選手権など幅広いカテゴリーで活躍してきた。2023年1月、彼らはBMWの新型LMDh車両でプロトタイプレースへとデビューを飾ることになる。
2021年限りでレーシングドライバーを引退した、3度のル・マン・ウイナーにして4輪初の日本人世界選手権覇者、中嶋一貴。昨年末、その引退発表と同時にトヨタGAZOO Racing・ヨーロッパ(TGR-E)の副会長に就くことが明らかにされ、“異色のセカンドキャリア”を歩むこととなった。
1月の就任以来、一貴副会長はドイツ・ケルンをベースにWEC世界耐久選手権やWRC世界ラリー選手権の現場に赴き、さらにその合間には日本を4往復するなど、多忙な日々を送っている。
2022年9月、WEC第5戦富士のために来日した一貴副会長に、新たな仕事内容やこれからのビジョンなど、じっくりと話を聞くことができた。
ランボルギーニは、来年1月に開催されるデイトナ24時間レースのグリッドに、GTデイトナ・プロ(GTDプロ)カー1台を含む新型ウラカンGT3エボ2を「少なくとも5台」投入する予定であることを明らかにした。
ランボルギーニのモータースポーツ責任者であるジョルジオ・サンナがSportscar365に語ったところによると、イタリアのメーカーは2023年1月28~29日に行われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦に、相当数の車両を出すことを目標としている。
2022年シーズン途中よりWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスに参戦しているプジョー・トタルエナジーズは、ジェームス・ロシターのマセラティ・フォーミュラEチーム代表就任を受けて、11月10~12日に行われる今季最終戦バーレーンのドライバーラインアップを調整することになったようだ。
プジョーワークスドライバーのひとりであるロシターは、プジョーにとって初のWECハイパーカー参戦となったモンツァ6時間に続き、日本ラウンドの富士6時間レースに出場。ロイック・デュバル、グスタボ・メネゼスとともに94号車プジョー9X8をドライブした。