11月17日、FIA F2に参戦するファン・アメルスフォールト・レーシングは、11月18〜20日にアブダビのヤス・マリーナサーキットで開催される2022年シーズンの最終戦ヤス・マリーナ大会において、ファン-マヌエル・コレアを起用することを明らかにした。
中東初開催イベントはアズコナ&ミケリスの“ヒョンデ・デュオ”が1-2含む週末完全制覇/WTCR第8戦
8月以来、約4カ月ぶりの再開となった2022年WTCR世界ツーリングカー・カップ第8戦が、11月10~12日に初開催の地である中東のバーレーン・インターナショナル・サーキットで争われ、酷暑のナイトレースでBRCヒョンデN・スクアドラ・コルセのミケル・アズコナと僚友ノルベルト・ミケリスが躍動。レース1では選手権首位のアズコナが予選ポールポジションからミケリスを従え“ライト・トゥ・フラッグ”での1-2フィニッシュを達成し、続くレース2でも2019年王者ミケリスが復活の今季初優勝を飾るなど、ヒョンデ・エラントラN TCRがライバルを圧倒する速さを見せた。
ABB、フォーミュラEシーズン9で使用する新たな充電技術を発表。マシン2台の同時充電も
11月16日、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の公式充電サプライヤーを努め、世界的にEV充電ソリューションを手掛けるABBは、来季となるフォーミュラE“シーズン9”で使用される新たな充電技術を発表した。
新型マシン“Gen3”が導入される2023年のフォーミュラE。シリーズの公式充電サプライヤーを務めるABBは来季に向け、FIA世界自動車連盟およびフォーミュラEのエンジニアと協力し、レース前やセッション間にマシンを充電するため、コンパクトで信頼性と安全性の高い“モバイル充電器”を開発した。
都庁前をフォーミュラEが走る。『ZEV-Tokyo Festival』が11月19〜20日に開催。FE走行は19日
2024年のフォーミュラE開催を発表した東京都は、CO2を排出しない環境先進都市『ゼロエミッション東京』の実現に向けZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)普及を進めているが、その活動の一貫として、11月19〜20日、東京都新宿区の新宿中央公園水の広場や都庁通り、都民広場、第二庁舎1階前広場などを使い、『ZEV-Tokyo Festival』と題したイベントを開催する。
FIA F2最終戦目前。岩佐歩夢のスーパーライセンス獲得条件とランキング3位の可能性
F1の併催レースとして開催されるFIA F2は、11月18〜20日にアブダビのヤス・マリーナサーキットで開催されるヤス・マリーナ大会で2022年シーズン最終戦を迎える。ここではホンダ&レッドブル育成で今季FIA F2にデビューを果たし、1回のポールポジション、そして1勝を含む5回の表彰台を記録した岩佐歩夢(ダムス)のスーパーライセンス獲得の可能性を見ていきたい。
パロウに続け! MIM社がSFライツで若手外国人育成の『プロジェクト・ジャパン』を始動
11月15日、モナコでプロドライバーマネージメントを行うモナコ・インクリース・マネージメント(MIM)社は、若手ドライバー育成のための『プロジェクト・ジャパン』と題したプログラムをスタートさせると発表した。このプロジェクトに沿って、スペイン人ドライバーのダビド・ビダレスとアルバニア系ドイツ人ドライバーのリリム・ゼンデリのふたりを、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦するB-Max Racing Teamのテストに参加させると発表した。
ワーケンホルスト、わずか2シーズンでDTMから撤退。2023年は参戦カテゴリーを変更
ワーケンホルスト・モータースポーツは2023年、DTMドイツツーリングカー選手権から、ADAC GTマスターズへと戦いの場を移すことを決定した。
同チームは来年、2台の車両でドイツのGT3選手権にデビューを飾る。その車種や体制についてはまだ明らかにされていない。
フォーミュラEマシンが東京・お台場に登場。JAFモータースポーツジャパン2022でデモ走行を実施
JAF日本自動車連盟は、11月19〜20日に東京・お台場の特設会場で開催される『JAFモータースポーツジャパン2022』において、開催2日目となる20日に、FIAフォーミュラE世界選手権の出場車両によるデモランを実施することを明らかにした。
2006年より開催されているモータースポーツジャパン(MSJ)は、ニッポンのモータースポーツ文化を“見て、聞いて、触って、体感する”ことをコンセプトにした国内最大規模のモータースポーツイベントだ。2022年は11月19〜20日の2日間開催となり、会場も3年ぶりに東京・お台場特設会場となる。
世界に先駆けた7代目『マスタング』も。2023年投入Gen3規定モデルが最新VCATテストを実施/RSC
南半球を代表するツーリングカー選手権RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップで、来季2023年に投入される新車両規定“Gen3”に則して、新たに製作された第7世代『フォード・マスタング・スーパーカー』と『シボレー・カマロZL1スーパーカー』が、シリーズが実施するVCAT(Vehicle Control Aerodynamic Testing)と呼ばれるストレートラインでの空力計測テストを敢行。無事に5日間のプログラムを終えている。
9月14日に世界初公開された量産モデルの“第7世代”刷新に合わせ、最新フェイスを採用することがアナウンスされたGen3マスタングだが、この10月6~9日に開催されたシリーズの祭典『レプコ・バサースト1000』で世界初公開されるまでは、旧型となる“S550”のエクステリアで新規定Gen3の開発テストを続けてきた。
開幕勝者が最終戦でも完璧な締め括り。優勝のジョーイ・ロガーノが2022年王者に/NASCAR第36戦
ついにタイトル決定のときを迎えた2022年NASCARカップシリーズ第36戦『チャンピオンシップレース』が、11月5~6日アリゾナ州のフェニックス・レースウェイで開催され、予選最速からレース最多187周をリードしたジョーイ・ロガーノ(チーム・ペンスキー/フォード・マスタング)が今季4勝目を挙げ、2018年に続き自身2度目のチャンピオンを獲得。今季2月に開催の新規定“Next-Gen”初戦となったエキシビジョン『クラッシュ・アット・ザ・コロシアム・インLA』も制しているロガーノが「夢のようなシーズン」で最高の締め括りを見せた。