週末を支配したマグナスが無念のストップ。金メダルはオランダ代表コロネルの手に/FIA MSGs

 フランス、ポール・リカールで10月26~30日に開催された第2回『FIAモータースポーツ・ゲームス』のうち、世界的に展開されるTCR規定車両を採用した“ツーリングカー・カップ”の競技は、公式練習からグリッド予選、そして予選レースまで全セッションを制圧する勢いを見せたベルギー代表のジル・マグナス(アウディRS3 LMS 2)が、最終メインレースでまさかの事態に。

 30分ヒートのオープニングラップを終え、メインストレートに戻ったところで彼のアウディは力尽き、その横を駆け抜けていった僚友トム・コロネル(アウディRS3 LMS 2)が母国オランダに金メダルをもたらした。

自身3度目のチャンピオンを決めたSVGが、赤旗の市街地戦を制覇。連覇に華を添える/RSC第12戦

 10月28~30日にサーファーズ・パラダイスを舞台に開催されたRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ第12戦『ブーストモバイル・ゴールドコースト500』は、両日85周のスプリント勝負に挑んだレッドル・アンポル・レーシングの王者“SVG”こと、シェーン-ヴァン・ギズバーゲン(トリプルエイト・レースエンジニアリング/ホールデン・コモドアZB)が、土曜オープニングを制覇してシリーズ連覇を決め、自身3度目の王座を獲得。明けた日曜も序盤のレッドフラッグで10台以上が戦列を去る混戦のなか連勝を決め、自身のタイトルに華を添える週末となった。

 シリーズ最大の祭典として国際的な注目度も高い“グレートレース”こと、前戦『レプコ・バサースト1000』では、悪天候により幾度ものセッション中止と都合8回に及ぶセーフティカー(SC)ランが発動する大荒れの展開となるなか、チームの顔のひとりであるガース・タンダーと組んだSVGがレースを制圧。ホールデン最後のシーズンにブランド通算36回目の勝利を贈るとともに、自身はスコット・マクラフランがかつて記録した年間最多勝記録を更新するシーズン19勝目を飾った。

トニー・カナーンがアロウ・マクラーレンSPからインディ500参戦。マクラーレンは初の4台体制に

 NTTインディカー・シリーズに参戦するアロウ・マクラーレンSPは、NTTデータとスポンサー契約を交わしたことを発表。さらに5月のインディアナポリス500マイルレースで、トニー・カナーンを起用することを発表した。

FIA F2/FIA F3、2023年開催スケジュールを発表。初のメルボルン開催が正式決定

 11月1日、FIA F2とFIA F3は2023年シーズンの開催スケジュールを発表した。両カテゴリーともにオーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットでの初開催が決定。FIA F2は全14戦、FIA F3は1戦増加の全10戦が開催され、全戦がF1の併催イベントとなる。

衝撃の結末。チャスティンが最終周に“ゲーム走り”を敢行し最終ステージ進出へ/NASCAR第35戦

 10月最後の週末となる29〜30日に、アメリア・ヴァージニア州に位置する最短トラック、マーティンスヴィル・スピードウェイで開催された2022年NASCARカップシリーズ第35戦『エクスフィニティ500』は、まさに前代未聞、衝撃的なファイナルラップの幕切れとなった。

 プレーオフ第3段階“ラウンド・オブ8”の最終戦として、次週フェニックスでの“チャンピオンシップ4”に向けた生き残りに熾烈な勝負が繰り広げられるなか、クリストファー・ベル(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)が『勝たなければならないレース』で2度目の奇跡を披露し、シーズンフィナーレ最後の4人に滑り込むプレーオフ2度目の必勝劇を演じてみせる。

Jujuこと野田樹潤が『第5回 服部真二賞』のスポーツ賞を受賞「大きな勇気と自信をいただけた」

 Jujuこと、野田樹潤が一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団が主催する『第5回 服部真二賞』のスポーツ賞を受賞した。

 服部真二賞は、セイコー創業者の理念である『報公』と『挑戦』の精神を受け継ぎ、社業のなかで深く関わり、自身の心のよりどころでもある『音楽とスポーツ』の分野で社会の役に立ちたいという想いを強く持ったセイコーグループ株式会社の代表取締役会長兼グループCEO兼グループCCOである服部真二により2017年11月1日に設立された栄誉ある賞だ。

トヨタ、2023年デビューの『GRスープラGT4エボ』発売。レースの知見から3つの要素で性能向上

 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は10月28日、GT4規格のレース専用車両『GRスープラGT4』に、レース現場からのフィードバックを活用しブレーキ性能やハンドリング、エンジン性能を向上させた『GR Supra GT4 EVO(GRスープラGT4エボ)』を発表。同日より販売を開始した。

 2020年のデビュー以来、計50台以上が販売されたトヨタGRスープラGT4は、日本のスーパー耐久シリーズをはじめ、アメリカのIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジ、ヨーロッパ各国で行われているGT4シリーズなど世界11カ国のGT4レースに参戦し、通算100回を超える表彰台を獲得。今年8月には50回目のクラス優勝を達成した。

ルノーが表彰台独占、ペーニャが2度目の王座を獲得。シリーズは来季以降SUV化を検討へ/STC2000第11戦

 南米アルゼンチンを代表するツーリングカー選手権、新生TC2000(旧スーパーTC2000)の第11戦が、10月22~23日にコルドバ州北部アルタグラシアに位置するアウトドローモ・オスカー・カバレンで争われ、TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのホルヘ・バリオ(トヨタ・カローラSTC2000)が、痛恨のジャンプスタート・ペナルティを受けたこともあり、日曜ファイナルはアクシオン・エナジー・スポーツSTC2000陣営が表彰台を独占。エースを務める2019年王者リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が自身2度目のシリーズ制覇を達成した。

4戦4勝者、大接戦の週末はピケJr.が今季2勝目。ついにバリチェロが選手権首位浮上/SCB第10-11戦

 10月22~23日に母国の英雄アイルトン・セナの名を冠したアウトドローモ・インテルナショナル・ゴイアニアで開催された、2022年SCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第10戦/第11戦ダブルヘッダー・ラウンドの週末は、4戦で4人のウイナーが誕生する大接戦となり、土曜レース2ではネルソン・ピケJr.(モチュール・TMGレーシング/トヨタ・カローラ)が今季2勝目をマーク。

 このゴイアニアを大の得意とする2014年シリーズチャンピオンのルーベンス・バリチェロ(フルタイム・スポーツ/トヨタ・カローラ)は、週末の勝利こそなかったものの全ヒートでトップ10入りを果たし、最終戦を前にしてついにポイントリーダーの座に浮上している。