【鈴鹿F1優勝偉人伝/完結編】日本勢の鈴鹿F1好走史。亜久里&可夢偉の3位、上位多数の中嶋悟と琢磨

 鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPを制した者の数は16人、そのなかに日本人ドライバーは含まれていない。しかし、勝利には至らずとも、母国戦で多くの好走劇が演じられてきたことは事実だ。

 鈴鹿F1優勝偉人伝、その完結編は『鈴鹿F1健闘日本人伝』である。今年、自身初の鈴鹿F1凱旋参戦を迎える角田裕毅の活躍に期待しながら、日本勢の挑戦、そして好走の軌跡を振り返ってみたい。

(※文中敬称略。本企画における記録等はすべて、それぞれの記事の掲載開始日時点のものとなる)

お互いに能力を認め合うボッタス&周、アルファロメオコンビの意外な“大阪”にまつわる共通点【F1日本GPインタビュー】

 10月7日~9日に鈴鹿サーキットで開催される2022Honda F1日本グランプリ。金曜日からのフリー走行を前に、F1ドライバーたちが続々とサーキットに到着し、メディア対応やコースの下見などを行っていた。

 今シーズン、新しいコンビということで注目を集めたバルテリ・ボッタスと周冠宇のアルファロメオ コンビが、木曜日に独占インタビューを実施。日本にまつわる意外な共通点や、お互いの印象などを聞いた。

3年ぶりのF1日本GP。編集担当スタッフがポールポジション&ウイナー、角田裕毅の順位をガチ予想

 いよいよ3年ぶりとなるF1日本GPが開幕です! 本来ならスーパーGTでおなじみの本企画ですが、久々の鈴鹿でのF1レースということもあり、今回は編集部のF1担当スタッフも加わって日本GPのポールポジション&ウイナー、そして母国GPを迎える角田裕毅の決勝順位を(期待も込めて)予想します。今週末の鈴鹿の天候は予選が行われる土曜日は晴れですが、決勝が行われる日曜日は雨予報。思わぬ伏兵が上位に顔を出すかもしれないので、面白いレースになりそうです。

角田裕毅のF1日本GPスペシャルヘルメットが披露。コンテストで選ばれたデザインは成功祈願で鯉があしらわれた和テイスト

 アルファタウリの角田裕毅が2022年F1日本GPで使用するスペシャルデザインのヘルメットが公開された。レッドブル・ジャパンがヘルメットデザインコンテストを実施、選ばれたデザインを施したヘルメットを、角田は母国日本GPで着用する。

 コンテストで日本GP 2022年記念ヘルメットに選ばれたのは長岡宏美さんのデザイン。鯉と桜と波があしらわれた和風のデザインだ。

母国での3年ぶりの開催に悲喜交々のハース小松礼雄エンジニア。小チームならではの苦労と効率的アプローチ

日本のメディアに向けて、木曜日の搬入日に会見を行った、ハースF1チームの小松礼雄エンジニアリングディレクター。「3年ぶりの日本GPがすごく楽しみです」と語る一方で、残念なこともあると言う。

【祝!F1日本GPパドック内通信】待ってましたの盛り上がり。F1ドライバーたちの鈴鹿企画はとにかくユニーク

みなさん、こんばんにちは。オートスポーツweb編集部のハルローと呼ばれているモノです。3年ぶりの日本GP鈴鹿、ついにやってきました! 世の中ではいろいろ良いことも良くないニュースもありますが、何より今週末のF1を楽しみましょう! ということで、木曜日のパドック内外の様子を写真をメインにお届けさせて頂きます。

フェルスタッペン、勝利でタイトルを決められるか「完璧な週末にするためベストを尽くす」/F1日本GPプレビュー

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1日本GPで自身2度目のドライバーズタイトル獲得を決めるには、完璧な週末を送る必要があると語った。

 前戦シンガポールGPは、今年初めてタイトル決定の可能性があるグランプリだった。だがフェルスタッペンは7位に終わり、日本GPが2022年チャンピオン誕生の場となる可能性が出てきた。

「“オーバーエキサイト”している感じではない」角田裕毅。鈴鹿までの道中、海老名SAでメロンパンを食べ、ピザについて語る

 3年ぶりに鈴鹿サーキットで開催される2022年F1日本GP。公式走行セッションを翌日に控え、現地では慌ただしく準備が進み、緊張感も徐々に高まりつつある。今回、待ちに待った母国グランプリを迎える角田裕毅(アルファタウリ)は、翌日の走行を楽しみにしている様子だった。

ガスリー「ホンダのドライバーとして鈴鹿を走るのは特別なこと。戻ってくることができてうれしい」F1日本GPプレビュー

 アルファタウリのピエール・ガスリーは、そのキャリアを通してホンダと深い関わりを持っているだけに、2019年以来となるF1日本GPをとても楽しみにしている。

 ガスリーは、日本GPの前戦シンガポールGPでは予選7番手と好位置を確保しながら、決勝では10位にとどまり、チャンスを最大限に生かせなかったことを非常に悔いている。

どんな特性のサーキットでも速さを発揮するRB18。ポールから逃げ切れる可能性は十分/F1日本GPの注目ポイント

 いよいよF1が鈴鹿にやってくる。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、日本での開催は3年ぶりとなる。タイトル争いも佳境を迎えており、日本GPで今年のチャンピオンが決まる可能性もある。そんな日本GPに向けて、今回はautosport webでもおなじみのF1ジャーナリスト、柴田久仁夫氏がグランプリの見どころを語る。