2021年の予算承認プロセスは現在進行中。違反疑惑をかけられたアストンマーティンF1代表は驚きと戸惑いを隠せず

 アストンマーティンは、2021年に予算制限違反をしたというクレームに対し、「驚き」と「当惑」の両方を感じていると述べている。FIAによるチームの予算承認プロセスはまだ進行中なのだ。

 先週末のシンガポールで最も注目を集めたのは、レッドブルが2021年の予算制限を大幅に超過した疑惑で、メルセデスとフェラーリが火に油を注いだが、アストンマーティンも違反の可能性を指摘された。

レッドブルF1代表、予算制限超過の疑惑に対するライバルチームの発言に怒り「ああいう類の発言は名誉毀損」

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、競合チームによるレッドブルの「名誉を毀損する」ようなコメントについて、取り下げなければ法的措置を取ることを検討していると述べた。

 F1の予算上限額に違反した可能性のあるチームとして、レッドブルとアストンマーティンの名前が上がった。両チームとも、2021年の予算が予算制限である1億4500万ドル(約210億円)を超過した疑いが持たれている。

元ホンダF1マネージングディレクター、山本雅史氏の著作『勝利の流れをつかむ思考法』10月6日発売開始

 崖っぷちのマクラーレン・ホンダを“円満離婚”へと導き、F1のトップチームであるレッドブルレーシングとのタッグを実現、レッドブル・ホンダとして2021年の劇的なドライバ―ズチャンピオン獲得の立役者となった元ホンダF1マネージングディレクターの山本雅史氏の著作『勝利の流れをつかむ思考法』が、KADOKAWAより2022年10月6日(木)に発売される。

ラティフィ、周冠宇との接触を引き起こしたとして5グリッド降格ペナルティが確定。日本GPで適用へ/F1第17戦

 ウイリアムズのニコラス・ラティフィは、F1第17戦シンガポールGPでアルファロメオの周冠宇と衝突したことにより、今週末のF1第18戦日本GPで5グリッド降格ペナルティを科される。

 マリーナベイ・ストリート・サーキットでのレースの序盤、7周目にターン5で周がアウト側のラティフィにオーバーテイクを仕掛けた時に、ラティフィと周は接触した。周は追い抜きを試みたが、ラティフィにウォールへと追い込まれ、マシンの右フロントにダメージを負ったことでその場でリタイアを余儀なくされた。

2022年F1第17戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第17戦シンガポールGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)だ。

2022年F1第17戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第17戦シンガポールGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはランス・ストロール(アストンマーティン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)だ。