大逆転のルーベンス・バリチェロがマティアス・ロッシを従え今季3勝目を獲得/SCB第9戦

 9月23~25日の週末に開催された2022年SCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第9戦は、予選最速を記録したシリーズ3冠のリカルド・マウリシオ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)が、レース1でファステストを記録してのポール・トゥ・ウインを達成。続くレース2では2014年王者ルーベンス・バリチェロ(フルタイム・スポーツ/トヨタ・カローラ)が、TOYOTA GAZOO Racingブラジル陣営のマティアス・ロッシ(A.マティス・フォーゲル/トヨタ・カローラ)を従え、トヨタがワン・ツー・フィニッシュを達成。マウリシオとバリチェロはともに今季3勝目となり、オープニングヒートでも2位表彰台を獲得していた“鉄人”が、ランキング3位に浮上している。

 ブラジル最南端リオグランデ・ド・スル州の中心部に位置する、サンタクルス・ド・スル国際サーキットで争われた1戦は、最初のプラクティスからカローラが速さを見せ、ラファエル鈴木(フルタイム・バッサーニ/トヨタ・カローラ)を先頭に、バリチェロとロッシがトップ3の位置を固める出だしに。

「忘れてしまいたいレース」とメルセデス。ミスでポジションを落としたハミルトンが謝罪/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは9位、ジョージ・ラッセルは14位に終わった。

 3番グリッドのハミルトンはスタート直後にカルロス・サインツ(フェラーリ)に押し出されるような形になり、4番手にポジションを落とすとともに、コース外の水たまりを通ったことでタイヤの温度を失った。さらにレース前半はDRSが使えなかったために、サインツよりペースが良いと感じながらも、オーバーテイクすることができなかった。

ニッサン 2022スーパーGT第7戦オートポリス レースレポート

ポールポジションからスタートした#24 Zが3位表彰台を獲得 GT300クラスは#56 GT-Rがランキングトップをキープ SUPER GT 2022第7戦レースレポート 10月2日 オートポリス(大分県) 【GT500 …

意地と経験のぶつかり合い。超接近戦を繰り返したSTANLEY山本尚貴とリアライズ平手晃平の2位バトル【第7戦GT500決勝】

 オートポリスで行われた2022スーパーGT第7戦決勝。GT500クラスでは、各所で抜きつ抜かれつのバトルが展開されたが、なかでも、100号車STANLEY NSX-GTの山本尚貴と24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zの平手晃平が繰り広げた2位は、お互いの経験と意地がぶつかり合ったバトルとなった。

ルクレール2位「タイヤがオーバーヒートし、チェコについていけなくなった」フェラーリ/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2位、カルロス・サインツは3位だった。

 ルクレールはポールポジションを獲得したが、スタート直後にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれて2番手に落ちた。後半、ドライタイヤに交換した後、ペレスに激しくプレッシャーをかけ続けたものの、抜くことができないまま、フロントタイヤに問題を抱えて後退した。ペレスはセーフティカー規則への違反を2回犯したため、フェラーリは繰り上がり優勝に期待する発言をしていた。しかし、ルクレールは7.595秒後れのところ、ペレスに下ったのは5秒ペナルティだったため、順位の変動はなかった。