FIAは、2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで起きたインシデントとそれに関する手順の問題について見直しを行い、その結果と今後実施される対策を発表した。これによると、クラッシュを喫したカルロス・サインツ(フェラーリ)のマシンを回収するための車両導入するのは、タイミングが早すぎたと判断されたという。
大雨の影響を受けた日本GPでは、決勝レースの1周目にサインツがクラッシュを喫し、セーフティカー(SC)が導入された。その後まだ各マシンがコース上を走行しているなかで、サインツのマシンを撤去するための車両が導入された。そのため、複数のドライバーから安全性を損なうとして怒りの声が上がっていた。