3年ぶりの鈴鹿F1でタイトル決定なるか。日本GPでのマックス・フェルスタッペンのタイトル獲得条件

 F1第17戦シンガポールGPを終えて、タイトル争いはマックス・フェルスタッペン(レッドブル/341ポイント)、シャルル・ルクレール(フェラーリ/237ポイント)、セルジオ・ペレス(レッドブル/235ポイント)の3名に絞られた。ここでは、フェルスタッペンが10月7〜9日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されるF1第18戦日本GPにおいて獲得の可能性を残す、2022年シーズンのドライバーズタイトルの条件を見ていこう。

F1日本GPの金曜FP2は90分の2023年用タイヤテストに。ピレリが正式にプランを公表

 F1タイヤサプライヤーのピレリは、第18戦日本GPと第19戦アメリカGPの金曜フリープラクティス2回目を利用して、2023年用F1タイヤのテストを行う。この2戦のFP2では通常の60分が90分に拡大される。

 ピレリは日本GPプレビューのなかで、このテストについて正式に発表し、次のように説明した。

元ホンダF1マネージングディレクター、山本雅史氏の著作『勝利の流れをつかむ思考法』10月6日発売開始

 崖っぷちのマクラーレン・ホンダを“円満離婚”へと導き、F1のトップチームであるレッドブルレーシングとのタッグを実現、レッドブル・ホンダとして2021年の劇的なドライバ―ズチャンピオン獲得の立役者となった元ホンダF1マネージングディレクターの山本雅史氏の著作『勝利の流れをつかむ思考法』が、KADOKAWAより2022年10月6日(木)に発売される。

3年ぶりのF1日本GP開催を記念して魅力的なプレゼントも。F1速報日本GP号は10月13日発売

 まだまだ収束したとはいえない新型コロナウイルスも、2022年に入ってからは日本国内でも大規模イベントが多数開催されるようになり、待ちに待ったF1日本グランプリも10月7~9日に開催される運びになっている。

 1990年の創刊から長年に渡りF1を追いかけてきたF1速報では、3年ぶりに発売される“日本GP号”の発行を記念し、ポストカード2点をプレゼントするキャンペーンを実施する。対象となるのは日本GP号の発売前に、事前にネットで予約購入された方のみ。すでにF1速報の定期購読をしている方もプレゼントの対象となる。

マクラーレン、2019年以来のF1シンガポール&日本GPにスペシャルカラーで参戦

 マクラーレン・レーシングは、プライマリーパートナーである仮想通貨取引所のOKXとのキャンペーンの一環として、F1シンガポールGPおよびF1日本GPにおいて、スペシャルカラーリングを施したMCL36を走らせることを発表した。

 9月27日、マクラーレンはスペシャルカラーのMCL36の画像を公開した。通常のパパイヤオレンジに、ネオンピンクが加えられ、エンジンのイラストがあしらわれたデザインとなっている。このデザインは、2019年以来のF1開催となるシンガポールと日本の景観からインスピレーションを受け、未来を展望しつつ、新テクノロジーの出現を表現したものだということだ。

【鈴鹿F1優勝偉人伝/12~14】バトン、ピケ、ベルガー。“伏兵ウイナー”たちが見せた輝き

『伏兵』というのも曖昧な表現ではあるが、本命とは思われていなかったドライバーの勝利、これも鈴鹿F1の歴史には決して少なくない。そして本命ドライバーが勝った場合より印象が強かったりすることも、伏兵勝利の生来の特権であろう。今回はその範疇に入ると思われる鈴鹿優勝を飾ったドライバーを3人、紹介する。

(※本企画における記録等はすべて、それぞれの記事の掲載開始日時点のものとなる)

【鈴鹿F1優勝偉人伝/9~11】パトレーゼ、バリチェロ、ボッタス。“ナンバー2”と呼ばれた男たちの勝利

 ナンバー2ドライバー。それは契約で決まっている場合もあるが、シーズンの流れのなかで成績が決める、そんな印象も強い。いずれにしても、そう呼ばれた者にとって心地よいワードでないことは確かだ。チーム内の序列における下位を示す用語なのだから。

 しかし、鈴鹿サーキットでのF1日本GPではナンバー2(と目された者)が勝利を得たことも何度かある。ここに紹介する3人は、そうした状況下で鈴鹿を制し、意地や矜持、底力を見せてくれた者たちだ。

(※本企画における記録等はすべて、それぞれの記事の掲載開始日時点のものとなる)

2023年F1カレンダーが承認。3月5日開幕の史上最多24戦、日本GPは9月24日

 FIAは、9月20日、F1世界選手権の2023年カレンダーが、世界モータースポーツ評議会のメンバーによる電子投票により承認されたことを発表した。明らかになったカレンダーには、事前の予想どおり史上最多の24戦が組まれている。

 新グランプリとしてラスベガスGPが加わり、土曜のナイトレースとして開催される。また、中国GPとカタールGPが復活、フランスGPがなくなり、今季の22戦から24戦へと拡大された。継続かどうかが懸念されたモナコGPは契約が延長されたことが明らかになっている。

松田次生、山本雅史氏が出演するF1トークライブ『世界のSUZUKA 鈴鹿のF1』9月24日開催

 鈴鹿市は、同市制施行80周年と鈴鹿サーキット開場60周年のアニバーサリーイヤーを記念し、特別イベント『世界のSUZUKA 鈴鹿のF1』を9月24日、イスのサンケイホール鈴鹿(鈴鹿市民会館)にて開催する。

 10月7~9日に鈴鹿サーキットで開催されるF1第18戦日本グランプリに向け、市民の機運を高めることを目的としている同イベントでは、モータースポーツシーンで活躍している著名人が登壇する“F1トークライブ2022”の実施を予定。

F1日本グランプリで、人気声優・歌手の水樹奈々による国歌独唱が決定「全力で歌わせていただきます!」

 9月15日、三重県の鈴鹿サーキットは、2022年10月7~9日に同地で開催されるF1第18戦『Honda 日本グランプリレース』での国歌独唱を、人気声優・歌手の水樹奈々さんが務めると発表した。

 2019年以来、3年ぶりに日本に帰ってくるF1グランプリの決勝レース直前に行われる国歌独唱。この舞台に声優、歌手、そしてナレーターとして活躍する水樹さんが立つことが決まった。