『伏兵』というのも曖昧な表現ではあるが、本命とは思われていなかったドライバーの勝利、これも鈴鹿F1の歴史には決して少なくない。そして本命ドライバーが勝った場合より印象が強かったりすることも、伏兵勝利の生来の特権であろう。今回はその範疇に入ると思われる鈴鹿優勝を飾ったドライバーを3人、紹介する。
(※本企画における記録等はすべて、それぞれの記事の掲載開始日時点のものとなる)
『伏兵』というのも曖昧な表現ではあるが、本命とは思われていなかったドライバーの勝利、これも鈴鹿F1の歴史には決して少なくない。そして本命ドライバーが勝った場合より印象が強かったりすることも、伏兵勝利の生来の特権であろう。今回はその範疇に入ると思われる鈴鹿優勝を飾ったドライバーを3人、紹介する。
(※本企画における記録等はすべて、それぞれの記事の掲載開始日時点のものとなる)
ランド・ノリス(マクラーレン)は、自らが運営するブランド『Quadrant』のPR撮影の様子を自身のYouTubeチャンネルにアップした。この撮影でラリーカーとの共演を果たしたノリスは、その迫力に思わず圧倒されてしまったようだ。
多忙なスケジュールのなかイングランド北部のカンブリア州にやってきたノリス。この日の彼の目的は、自身が運営するファッションブランドQuadrantの新商品と、そのPR動画の撮影を行うことだ。
ハースF1チームのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ミック・シューマッハーにはまだシーズン終盤のレースで実力を示し、2023年も彼を残留させるようチームを納得させるチャンスがあると述べている。
ケビン・マグヌッセンはハースと複数年契約を結んでいるが、シューマッハーはチームとの当初の2年契約が今シーズン末で終了する。シューマッハーの2022年シーズンのスタートはトラブルが多かった。サウジアラビアとモナコで大クラッシュを喫して、彼の評判はひどく損なわれた。
2度のWシリーズチャンピオンであるジェイミー・チャドウィックは、5年以内にF1に参戦する野望を諦めていない。
現在24歳でウイリアムズの開発ドライバーも務めるチャドウィックは、女性ドライバーによるWシリーズでの3連覇を目前にしており、次戦シンガポールでタイトルを獲得する可能性がある。
F1ロシアGPがキャンセルされたことで、第16戦イタリアGPの後に3週間のインターバルができたため、多数のチームがこの間にファクトリーで作業に励み、第17戦シンガポールGPで重要なアップグレードを入れるものとみられる。デザインチームは来季型マシンに集中すべき時期にさしかかっており、多くのチームにとって、これが今季型最後の大規模アップグレードになるだろう。
アルピーヌはすでに認めているように、2台のA522に新しいフロアを入れる予定だ。この新パーツは、ドラッグを増やすことなく大量のダウンフォースをもたらすと、チームは大きな自信を示している。
アストンマーティンF1の新テクニカルディレクターであるダン・ファローズは、今年はチームのデザイン部門すべてが幅広い改善点を特定したので、チームは2023年シーズンに「大きな一歩」を踏み出すだろうと述べている。
元レッドブルの空力部門責任者であるファローズのアストンマーティンへの移籍は大きな注目を浴び、彼とレッドブルとの間で訴訟沙汰となるほどだった。最終的には、二者の最大の争点になっていたファローズのガーデニング休暇期間の件が示談で解決したため、才能あふれるファローズは春の終わりにアストンマーティンに加入することができた。
ダニール・クビアトとニキータ・マゼピンは、今もF1世界選手権への復帰を夢見ており、ロシアによるウクライナ侵攻を非難するFIA文書にサインしていないロシア人ドライバーの追放がすぐに中止され、国際的なレーシングキャリアを再開できることを願っている。
クビアトは2017年のシーズン中にトロロッソ(現アルファタウリ)を解雇されたが、2019年にF1に復帰。2020年限りで再びシートを失うと、2021年はアルピーヌのリザーブドライバーに就任した。今年はNASCARカップシリーズがFIA統括のチャンピオンシップではないことを利用して、アメリカでレースに復帰している。その前にはロマン・ルシノフが後援するGドライブ・レーシングからWEC世界耐久選手権に参戦する計画があったが、ルシノフがFIAの文書にサインすることを拒否したため棚上げとなり、彼は国際レースから引き上げてしまった。
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、フェルナンド・アロンソがアストンマーティンと交渉していたのは「公然の秘密」だったと明かす一方、ピアストリがアルピーヌとの契約を否定したことは予想外だったと語った。
アストンマーティンは8月1日、わずか数日前にF1引退を発表したセバスチャン・ベッテルに代わり、2023年シーズンからアロンソがチームに加入することを発表した。アロンソはアルピーヌとの契約を延長することが有力視されていただけに、このニュースは衝撃を呼んだ。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が母国グランプリ2連勝を飾った2022年F1第15戦オランダGPの裏側に密着した映像をレッドブルが公開した。
36年ぶりの開催となった2021年のオランダGPから早一年が経ち、F1がまたオランダに帰ってきた。舞台となるザントフォールト・サーキットにはのべ30万人以上もの観客がつめかけ、スタンドはオレンジ一色に染まった。彼らのお目当てはもちろん、オランダ人史上初のF1ワールドチャンピオンとなったフェルスタッペンだ。
ランス・ストロール(アストンマーティン)は、少年時代の自分にとって2023年シーズンからのチームメイトであるフェルナンド・アロンソは「悪物」だったと明かした。
ストロールは来季、レーシングポイント時代から数えてアストンマーティンでの5年目のシーズンを迎える。そのチームメイトとなるのがアルピーヌからの移籍を発表したアロンソであり、ストロールにとっては現在のセバスチャン・ベッテルに続いて、ふたり連続でF1ワールドチャンピオン経験者とのペアとなる。