トヨタ・モータースポーツ・アメリカ(TMNA)は、11月1日からアメリカのラスベガスでスタートしたSEMAショーで、トヨタ・モータースポーツ・ガレージチームなどと協業で制作したコンセプトカーやレーシングカーを展示する。TOYOTA GAZOO Racingがレースやラリーでの挑戦と勝利の積み重ねから得た知見を市販車やコンセプトモデルの開発に反映した『GR』のラインアップを、北米最大規模の自動車カスタマイズ愛好家のイベントであるショーで提案するのが狙い。
レースという極限状態でしか得られない貴重なフィードバックを得て、2023年シーズン「GRスープラ GT4 EVO」モデル完成・発売!
モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりを実践し、レースの現場から得た …
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トヨタ、2023年デビューの『GRスープラGT4エボ』発売。レースの知見から3つの要素で性能向上
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は10月28日、GT4規格のレース専用車両『GRスープラGT4』に、レース現場からのフィードバックを活用しブレーキ性能やハンドリング、エンジン性能を向上させた『GR Supra GT4 EVO(GRスープラGT4エボ)』を発表。同日より販売を開始した。
2020年のデビュー以来、計50台以上が販売されたトヨタGRスープラGT4は、日本のスーパー耐久シリーズをはじめ、アメリカのIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジ、ヨーロッパ各国で行われているGT4シリーズなど世界11カ国のGT4レースに参戦し、通算100回を超える表彰台を獲得。今年8月には50回目のクラス優勝を達成した。
GRカンパニー佐藤恒治プレジデントに聞く、TOYOTA GAZOO Racingのカスタマーレーシングの今後
2022年、ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by HankookにはST-X、ST-Z、ST-Q、ST-1〜5と、ST-TCRをのぞく8クラスでトヨタ/レクサス車が走っている。ベース車が存在するということがいちばんの理由ではあるが、いまやトヨタ/レクサス車はスーパー耐久に欠かせない存在と言えるだろう。10月16日に岡山国際サーキットで開催された第6戦『スーパー耐久レース in 岡山』のグループ2のレース後、GRカンパニーの佐藤恒治プレジデントに、今後のカスタマーモータースポーツのあり方、そしてスーパー耐久はもちろん、世界中のグローバルモータースポーツに関わるGT3/GT4への取り組みについて直撃した。
トヨタ、全日本ラリー最終戦は3位4位フィニッシュ「さらに進化し、高みを目指したい」と勝田範彦
10月14~16日、岐阜県高山市を拠点にJRC全日本ラリー選手権第8戦『第49回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2022』が開催され、TOYOTA GAZOO Racingの勝田範彦/木村裕介組(トヨタGRヤリスGR4ラリー)が総合3位表彰台を獲得した。また、チームメイトの眞貝知志/安藤裕一組(トヨタGRヤリスGR4ラリー)も総合4位に続き、チームは2台揃っての入賞で2022年シーズンを締めくくった。
昨年よりGRヤリスをベースとする『トヨタGRヤリスGR4ラリー』を全日本ラリー選手権に投入し、最上位カテゴリーであるJN1クラスを戦っているTOYOTA GAZOO Racing。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今季は、移籍後即王座を獲得した勝田が第3戦久万高原と第7戦ラリー北海道で勝利を挙げたものの、前戦を終えた時点でライバルのヘイキ・コバライネン(シュコダ・ファビアR5)がチャンピオンを確定させ、王座防衛とはならなかった。
代表を兼ねる可夢偉への敬意。“平川の次”の若手は「自覚と準備次第」【中嶋一貴TGR-E副会長インタビュー後編】
2021年限りでレーシングドライバーを引退した、3度のル・マン・ウイナーにして4輪初の日本人世界選手権覇者、中嶋一貴。昨年末、その引退発表と同時にトヨタGAZOO Racing・ヨーロッパ(TGR-E)の副会長に就くことが明らかにされ、“異色のセカンドキャリア”を歩むこととなった。
1月の就任以来、一貴副会長はドイツ・ケルンをベースにWEC世界耐久選手権やWRC世界ラリー選手権の現場に赴き、さらにその合間には日本を4往復するなど、多忙な日々を送っている。
副会長としての新たな仕事内容などについて聞いた前編につづき、この後編ではWECチーム代表を兼ねる小林可夢偉や、今季最高峰クラスにデビューした平川亮、さらにその先のドライバー育成などについて、話を聞いた。
「まったく違和感がない(笑)」新たな役割と、選手時代より増えた移動【中嶋一貴TGR-E副会長インタビュー前編】
2021年限りでレーシングドライバーを引退した、3度のル・マン・ウイナーにして4輪初の日本人世界選手権覇者、中嶋一貴。昨年末、その引退発表と同時にトヨタGAZOO Racing・ヨーロッパ(TGR-E)の副会長に就くことが明らかにされ、“異色のセカンドキャリア”を歩むこととなった。
1月の就任以来、一貴副会長はドイツ・ケルンをベースにWEC世界耐久選手権やWRC世界ラリー選手権の現場に赴き、さらにその合間には日本を4往復するなど、多忙な日々を送っている。
2022年9月、WEC第5戦富士のために来日した一貴副会長に、新たな仕事内容やこれからのビジョンなど、じっくりと話を聞くことができた。
■多岐にわたる副会長の仕事
中嶋一貴TGR-E副会長がトヨタ86でニュルブルクリンク耐久シリーズ第7戦に参戦へ
TOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ(TGR-E)の副会長を務めている中嶋一貴が、10月7~8日にドイツのニュルブルクリンクで開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第7戦、第54回ツェボターム・ADAC・バルバロッサ杯のSP3クラスに、TOYOTA GAZOO Racingジャーマニー・パワード・バイ・リングレーシングからエントリーする284号車トヨタGT86(日本名トヨタ86)から参戦することになった。
可夢偉とコンウェイ、キャデラックでのIMSA参戦終了を正式表明。一方ハートレーは来季もアキュラで出場へ
トヨタGAZOO RacingからWEC世界耐久選手権に参戦しているマイク・コンウェイと小林可夢偉は、2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にキャデラック陣営からは参戦しないことを、ともに明らかにした。
ふたりは2022年、アクション・エクスプレス・レーシング(AXR)がオペレートするキャデラックDPi-V.R.の31号車(ウェーレン・エンジニアリング・レーシング)と48号車(アリー・キャデラック)のエンデュランス・カップ戦における追加ドライバーとしてIMSAに出場、最終戦のモチュール・プチ・ル・マンではともに総合表彰台を獲得したが、これがキャデラックにおけるラストレースとなった。
TOYOTA GAZOO Racing 2022スーパーGT第7戦オートポリス レースレポート
SUPER GT 第7戦オートポリス FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE 大嶋/山下組GRスープラが4位フィニッシュ GT300クラスでは吉田/川合組GRスープラが2年ぶりの勝利 スーパ …