ニコ・ミューラーのアウディ離脱が発表。WECのプジョー9X8陣営へ移籍か?

 アウディは9月14日に声明を発表し、2022年のDTMドイツ・ツーリングカー選手権のシーズン終了とともに、ニコ・ミューラーがアウディスポーツを離れると明らかにした。声明のなかでアウディは、ミューラーがプロトタイプレースやフォーミュラEの世界で今後他のチャンスを追求できるようにするため、今季限りで契約を終了させることに両者が合意に至った、としている。

ハースF1がベテランレースエンジニアを獲得。ハッキネンやライコネンを支えたマーク・スレードがマグヌッセン担当に

 ハースF1のケビン・マグヌッセンの担当エンジニアが、次戦シンガポールGPから変更になる。マグヌッセンにとって2022年シーズンで3人目となるレースエンジニアとして、経験豊富なマーク・スレードが就任する。

 マグヌッセンはレースエンジニアのエド・リーガンとともに2022年シーズンのスタートを切ったが、リーガンは今季限りでハースF1チームを去る。退職までバンベリーのチーム本社で仕事をするため、スパ・フランコルシャンとザントフォールトでは、ドミニク・ヘインズがレースエンジニアを務めていた。ヘインズは以前、ロマン・グロージャンやニキータ・マゼピンのレースエンジニアを務めていた人物で、スレードに引き継ぐまでの間、マグヌッセンを担当した。

パロウがチップ・ガナッシ残留決定。マクラーレンはローゼンクヴィストを起用

 NTTインディカー・シリーズに参戦するチップ・ガナッシ・レーシングは、契約問題が拗れていたアレックス・パロウを2023年も起用することを14日に発表。パロウが移籍する予定だったアロウ・マクラーレンSPは、フェリックス・ローゼンクヴィストが引き続き参戦することとなった。

ACOピエール・フィヨン会長が富士で水素エンジンを積むカローラ・クロスH2コンセプトに試乗

 9月9〜11日、静岡県の富士スピードウェイで開催されたWEC世界耐久選手権第5戦富士6時間レース。このレースウイークに合わせ、ル・マン24時間を運営するACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長と、WECを運営するLMEMのフレデリック・ルキアンCEOが、TOYOTA GAZOO Racingがモータースポーツを通じて開発を進める水素エンジンを搭載したカローラ・クロスH2コンセプトに試乗した。

グリッケンハウスは2戦連続欠場。WEC第6戦バーレーンの暫定エントリーリスト発表

 WEC世界耐久選手権は9月14日、11月12日にバーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催する2022年シーズン最終戦(第6戦)のエントリーリストを発表した。4クラス、計37台がエントリーしている。