アルピーヌF1、FP1に育成ドライバーのジャック・ドゥーハンを起用へ。メキシコ&アブダビで走行

 アルピーヌF1チームは、F1第20戦メキシコGPと最終戦アブダビGPの金曜プラクティス1で、育成ドライバーのジャック・ドゥーハンを走らせることを発表した。F1チームはシーズンに最低2回、FP1に若手ドライバーを起用することが義務付けられている。

 アルピーヌ・アカデミーに所属するドゥーハンは、メキシコではエステバン・オコンのA522に乗るという。チームは9月にモンツァでフィルミングデー走行を実施、ドゥーハンはそこで2022年型マシンを経験済みだ。さらに今年は昨年型A521でのプライベートテストにも参加しており、5月にはカタール、6月にはモンツァ、9月にはブダペストで走った。

プライドをかけてF1参戦を目指すポルシェ、ウイリアムズとの交渉を加速。アウディは26日にF1に関し新たな発表へ

 ポルシェは2026年からパワーユニットマニュファクチャラーとしてF1に参戦するために、F1チームとの契約をまとめることに全力を傾けている。最近の情報では、ウイリアムズとの交渉が進んでいるようだ。一方、同じフォルクスワーゲングループのアウディは、10月26日にF1プロジェクトについて続報を発表することを明らかにした。

アロンソがペナルティを批判「F1が正しい方向に向かうかどうかの正念場」アルピーヌの抗議に関する聴聞会は木曜に実施

 F1アメリカGPでフェルナンド・アロンソにレース後、ペナルティが科され、ポイント圏外へと降格されたことについて、アルピーヌが不服申し立てを行ったため、この件についての聴聞会が、メキシコGPを前にした今週木曜に実施されることが決まった。この聴聞会にはアルピーヌと、アロンソのマシンは規則違反であると申し立てたハースが出席する。

 ハースはアメリカGP決勝後、7位でフィニッシュしたアロンソのマシンは、レース中、右のミラーが一時ぐらついている状態で、最終的に脱落したことにより、安全ではない状態で走行していたと主張、これはレギュレーション違反であるとして抗議を提出した。アロンソはランス・ストロール(アストンマーティン)との接触でマシンにダメージを負ったが、ノーズ交換を行ってコースに復帰、その後、右のミラーがぐらつき、脱落した。

レッドブル代表、“F1に情熱を傾けた”マテシッツにコンストラクターズタイトルを捧げる「これは彼のためのもの」

 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、感情をあふれさせ、レッドブルが獲得した2022年のF1コンストラクターズタイトルを、ディートリッヒ・マテシッツが「成し遂げたすべてのこと」のために捧げた。

 オースティンで開催されたF1第19戦アメリカGPでマックス・フェルスタッペンが優勝したことで、レッドブルは2013年以来5回目のコンストラクターズタイトルを獲得した。今年はチームとフェルスタッペンにとって最高の年となっているが、マテシッツが長い闘病の末に土曜日に死去したことは、当然ながらチームとメンバー全員に大きな衝撃を与えた。

ストロール「アロンソと接触して残念。彼をウォールへ追いやろうとしたのではない」:アストンマーティン F1第19戦決勝

 2022年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールはリタイアでレースを終えた。

 1度目のセーフティカーが解除された直後、ストロールは背後に迫ったフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)からポジションを守ろうとわずかにイン側に寄った際、追い抜きを仕掛けたアロンソと接触した。これによりストロールは次戦メキシコGPで3グリッド降格ペナルティを受けることが決まり、またペナルティポイントも2ポイント科された。

アロンソ「ランスを抜こうとしてホイール同士が接触。恐ろしいアクシデントだった」:アルピーヌ F1第19戦決勝

 2022年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは7位でフィニッシュしたものの、ペナルティを受けて15位に降格となった。

 アロンソは、ランス・ストロール(アストンマーティン)との接触でマシンに大きなダメージを負った。その後ノーズを交換してレースを続行したものの、走行中に右のミラーが脱落。7位でフィニッシュしたが、アロンソは安全ではない状態で走行していたとしてハースF1チームが抗議を行った。

アルボン「スパの再現を目指したが、デグラデーションが進んで順位を守れなかった」:ウイリアムズ F1第19戦決勝

 2022年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは11位、ニコラス・ラティフィは17位でレースを終えた。