フェルスタッペン親子を手がけたレイモンド・フェルミューレン【タキ井上が語る敏腕F1マネージャー/第2回前編】

 1994年の日本GPでF1デビューを果たし、1995年には日本人4人目のフルタイムF1ドライバーとなった“タキ井上”こと井上隆智穂。F1引退後、さまざまなかたちでレーシングドライバーのマネジメントに携わったタキ井上が、複数回にわたり敏腕F1マネージャーたちについて語っていく『タキ井上が語る敏腕F1マネージャー』は、autosport web Premiumの会員限定で連載中だ。

 本企画2人目に取り上げる人物は、2022年シーズンのF1ワールドチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンのマネージャー/エージェントであるレイモンド・フェルミューレンだ。前編となる今回は、マックス・フェルスタッペンの2度目のドライバーズタイトル獲得を記念し、会員以外の方にもお楽しみいただけるよう特別掲載でお届けする。

フェルスタッペン、モンツァで活躍したデ・フリースにマルコへ電話をかけるよう促す「彼は何かを気に入ると大胆になる」

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ニック・デ・フリースが先月のF1イタリアGPで傑出したパフォーマンスを発揮した後、彼にヘルムート・マルコに電話するよう促したと述べている。

 10月8日の朝アルファタウリは、アルピーヌ移籍を決めたピエール・ガスリーの後任として、2023年にデ・フリースを起用することを発表した。一連の発表によってふたりのドライバーを取り巻くうわさには終止符が打たれ、デ・フリースは数週間前には夢にも思わなかったF1のフルタイムのシートを得た。

キンプリさんにマギーさん、華やかなゲストたちと岸田首相来場の超厳戒態勢【F1日本GP鈴鹿パドック通信/第3回】

 みなさん、こんばんにちは。マックス(フェルスタッペン)選手がタイトルをとって、このまますんなりと日本GPを終わらせたかったのですが、決勝日にいろいろとパドックで出来事がありまして、これはみなさまにお伝えしなければ、と、筆(PC)を執ったしだいです。だって、現役の首相がF1日本GP、鈴鹿を訪問したのですからね。そりゃあ、いつもと雰囲気は違います。ではでは、さっそく、行ってみましょう!

去就未定のリカルド、2023年のF1グリッドにいない可能性を認める。他シリーズ参戦の考えはなし

 マクラーレンF1のダニエル・リカルドは、来年3月に開幕する2023年F1第1戦バーレーンGPのグリッドに自分がいない状態で開幕する可能性が高いことを認めた。リカルドはF1でのキャリアを「少しだけ一時停止する」ことができるといいと述べている。

アルボンのリタイアは接触が影響「当たった場所がラジエーターに触れて水漏れが発生」/F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは1周目にマシンを止めリタイアでレースを終えた。レース後、アルボンはリタイアの原因は接触によるものだと振り返った。

周冠宇が自身初のファステストラップ「この先に向けて自信を持つことができる」/アルファロメオ F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで、アルファロメオF1チーム・オーレンのバルテリ・ボッタスは15位、周冠宇はウエットコンディションで自身初のファステストラップを記録したものの16位でレースを終えた。

タイヤ交換を遅らせ一時上位走行のシューマッハー「インターミディエイトを履いたのが遅すぎた」/ハース F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで、ハースF1のケビン・マグヌッセンは14位、ミック・シューマッハーはタイヤ交換を遅らせ一時上位を走行したものの、18位(ピエール・ガスリーへのペナルティにより17位に繰り上がり)でレースを終えた。

ストロール「スタート前にアスファルトが乾き始めている部分に気づいたから、そこを狙っていくことにした」/F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPで、アストンマーティンF1のランス・ストロールは19番グリッドから決勝レースに臨み、スタートではピットウォール側ギリギリを使用したロケットダッシュを披露。ウエットコンディションでの強さを発揮して12位でチェッカーフラッグを受けた。

スタートで順位を上げるも11位のリカルド「ペースは悪くなかったがタイヤ管理が問題だった」/マクラーレン F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPで、マクラーレンF1のダニエル・リカルドは11番グリッドから決勝レースをスタートし、11位でフィニッシュを果たした。

 悪天候となった2022年のF1日本GP決勝。リカルドはスタートで8番手に順位を上げるも、赤旗中断後の再スタート後にポジションを落としてしまい、予選順位と同じ11位でチェッカーフラッグを受けた。

2022年F1第18戦日本GP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第18戦日本GP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。